生まれてから。

生まれてから。



はいどうも、こんにちはこんばんは。

作者の 神威-α です。


突然ですが皆さんは生きていて辛かったこと、苦しい思いをしたことはありますか？ある方やそうでない方、沢山いらっしゃることでしょう




僕にはあります

なので、僕の中学校で起きたことを色々勝手に書いていこうと思っています。長くなると思うので、苦手な方はブラウザバック！





2020年3月19日(金)


僕は小さい頃から交流が苦手でした

話すことが得意ではなくて、本当に無口

感情が表に出にくかったです



小学校に入ってもそれは変わらなくて、友達も中々出来ませんでした。一人でいることを好み、誰とも打ち解けようとしなかった
外へ遊びに行こうともしない、休みは家の中で本を読んだり音楽を聞いたり。我ながら生意気な子供でしたね


友達がいなかった僕は、小説を友達だと思って生活してきました。無限の可能性が広がる世界に入り浸ることが、たまらなく楽しかった

小学校一年生にして「罪と罰」読んでいるから本当に独りだったんだと思います
毎日のように図書室に通い、小説を片っ端から手に取って読みました。まるで寂しさを埋めるかのように


成長するにつれ、自分だけが独りだということに気づいていきました。まわりはみんな仲が良さそうなのに、僕だけがいつも独りで
みんなが話している中、僕は教室の隅で読書。休み時間や放課後、みんなが外で遊んでいても、僕は独りで自習していて




それは中学校にあがっても一緒で

クラス替えがあったり転校生が来たり、色々と環境に変化があっても僕の日常は何一つとして変わりませんでした。

でもまわりは、中学生になってパリピな要素が含まれていて。教室で発狂したり、騒ぐようになっていました
基本話さなくて物静かな僕には、それが苦痛でしかなかった。耳を塞いで、教室を飛び出して、誰もいないところまで走った


僕には教室が煩いことをどうにも出来なくて、担任の先生に相談したこともありました


それでも変わらなかった


僕と先生は合いませんでした。性格も意見も、何もかも不一致。僕が相談しても解決に動いてくれなかった


「何かあったら言って」って、言ったくせに

「大人を頼りなさい」って、言ったくせに

「もっと信用して」って、言ったくせに


両親には、言えませんでした。兄の大学受験でただでさえ忙しいのに余計な心配をかけたくなかったから
それに僕は家族ともあまり会話しないので、
急に言われてもイライラさせるだけだろうし
両親は僕に無関心だし






だから我慢しました

みんな煩くする教室も、信用できない担任も、誰にも言い出せない自分も、全部嫌でした。

それでも僕はなんとかしたくて、自分が変わればまわりも変わるんじゃないかと思い、校内の生徒会長に立候補しました。





教室の環境を整えたい


自分の意見を伝えられるようになりたい


変わりたい





でもそれも無理だった

みんなからの投票で晴れて生徒会長になることができた僕は、面倒事を押しつけられるようになってしまいました
環境を整える処か、みんなは僕のことを無視し始め、「生意気」「イキってるやん」等と悪口を言い出した

もっと静かに過ごしてほしいと願う一心で僕が取った行動は、逆に現状を悪化させてしまったんです。投票されたのは会長立候補者が僕しかいなかったからで、適当に入れられた票だったんでしょう

「生徒会長になれば変わるかもよ？」と言った担任は、嘘つきでした。自分の得点をあげたくて、頼まれても言い返せない僕に声をかけた

教室は今まで以上に荒れ、担任は職員達からの絶大な支持を得ました。生徒会長になった僕は「変わりたい」と願ったことを酷く後悔した





そして、人を信用できなくなった


自分の行動に意味なんてなかった


生徒会長になんてならなければよかった


自分の意見を伝えられればよかった





煩い中で独り、寝たふりしながら思いました。鼓膜を震わせる悪口も聞こえないふりをして、話しかけて無視された時はトイレに駆け込んだ
本当に誰も来ない静かな場所を求め、学校中を探し回りました。見つければそこで本を開き、授業が終わるまで読み続けた

好きだった勉強も、教室に戻らないといけないならしない方がマシだと思えて、学校に行きたくなかったからわざと遅刻したりしました。
最初は「負けない！」と思ってたけど、実際はもう分かってたんです、無理だって。ネガティブで自信がない僕は、前向きに捉えられなくなりました





無理

できない

意味なんかない

みんなが荒れたのも全部、僕の所為だから

僕が悪いから





そう思いながら毎日を過ごしました。みんなの視線も声も、怖くて仕方なかった。聞こえてくる悪口は、僕の心を蝕んでいきました





全部僕の所為だって分かってる

無視していいから

なんでもいいから、もうほっといてほしい。





そう願った１週間後、唐突に悪口と無視はなくなりました。理由は今も分かっていません


でもその頃には手遅れで

睡眠時間を削られて毎日ほとんど眠れない状態

学校のことを考えるだけで吐き気がして

教室の前に立つだけで胸が、息が苦しく感じるようになっていました



それでも両親には言わず、学校には無理矢理に向かいました。僕が我慢すればいいってずっと思ってた
でも耐えられなくて、やっぱりしんどかった。お昼休みには独りでいられる場所に走って、6限目が終わるまで体育座りしてたり





ずっとずっと、辛かった、苦しかった

どうでもよくなって、自傷にも走った

飛び降りようと窓を開けてベランダに立って、結局できなくて

助けてほしい、救ってほしい

出してほしい

僕を深い闇の中から





もがいて、苦しんで、足掻いた先

そこで、その先で僕は、``QuizKnock´´という方々に出逢った

頭が良くてかっこいい

勉強が好きな僕にとっては、色々な知識を得ることが出来て嬉しかった

彼らに出逢ったことで、少し楽になったような気がしたんです。手を取って、背中を押してくれたような気がしました



「頑張れ！」

「君なら出来る！」

「無理しないでね？」



``受験生がんばろう´´の動画でそれぞれの言葉を聞いた後、自然と涙が流れました



そこで気づいた

それだけでよかったんだって

大丈夫！って背中を押してくれるだけで

会ったこともない。僕なんかの存在は彼らに知られてすらいないだろうけど



悪口を言うクラスメイトより

無視してくる人達より

信用できない担任より

僕に無関心な両親より


よっぽど身近に感じられた。味方なんだって、安心できた。落ち着くことができた


それでも辛いことには変わらなかったけど、まだマシになりました

今まで辛かった、多分これからもずっと辛い。

僕はずっと自分自身が一番嫌いだった

これまでも、多分これからも





2020年7月3日(金)


彼に出会ったのは、僕が本当に弱っていた時

何をするにも、生きているのさえ辛くて

いっそ死んでしまおうかと考えていた時だった

最初に見たのは、プールの動画

次は、中学受験の無双の動画

その次は、人のボタンを勝手に押す動画

その次は、夏合宿の動画

どれにも彼は出演していて

その姿を見る度、僕は自然と笑顔になれた

沼に嵌まって、どんどん惹かれていった

彼がBISHのファンだと知った時は、僕も好きだったから嬉しくて飛び跳ねまくった

貴方のおかげで死なずに済んだ

生きようって思えた

競技クイズに興味を持ち、将来はクイ研がある大学を受験しようと決めた

いつの間にか彼は、僕の生きる糧になっていた


よく見せる可愛い笑顔も

ボードを持って真剣に考えている姿も

歌っているところも、走っているところも

恥ずかしさで顔を真っ赤にしていたのも

無双していたところも

手を口許に持っていく仕草も

距離が近いところも

たまにSっ気があるところも

真面目で、お兄さんみたいなところも

残してきた数々の名言も

ツッコミが上手いところも

たまにボケるところも

クイズが、強いところも


全部、大好きです

感謝してもしきれないほど

僕は貴方に感謝しています

貴方のおかげで死ななかったから

未だに生きていられるから

本当は言いたくないし、別れたくもない

でも、だから応援しないなんて、ファンとしてそんなのダメだと思うから

貴方の輝かしい人生が、より幸せの色で染まるように、充実していくように

これからもずっと、応援していきます


川上さん、今まで本当にお疲れさまでした

同時に、ありがとうございました

``川上拓朗´´という人がQuizKnockにいたこと

ずっと忘れません

目から溢れ出る液体には気づかないふりをして

貴方の新たな門出を応援します

本当に、お疲れ様です

ありがとうございました





2020年12月31日(木)


最近、死への恐怖が薄れてきた

相変わらず誰とも話さないし、今も一人だし。いつでもどこでも死にたいって考えてる

でも、学校に信頼できる先生が出来た

それは嬉しかったかな(全然行ってないけど)

現状はそんな感じ


今日は大好きな人の特別な日だから、死にたいなんて考えないようにしないと

あの人が幸せだったらいいね

誕生日おめでとう

よいお年を





2021年1月16日(土)


体が心に追いついてくれない

心が体に追いついてくれない

やりたいこともやらないといけないことも沢山あるのに、両立したいのに全部うまくいかない

僕はがんばらなきゃいけないのに、もっと努力しないといけないのに、思い通りにならなくて

どうしよう、どうすればいい？

がんばらなきゃいけない。がんばらなきゃ





2021年3月10日(水)


昨日、卒業式だった。卒業できた

なんか知らんけど、いっぱい「写真撮ろー！」って声かけられて。めっちゃ嬉しくて

久々に生きてる気がした

唯一信用してた先生に「お前なら絶対できる」「僕はずっと味方やから」「○○なら大丈夫」とかって励まされた

がんばろうと思えた


明日は受験本番、勝負の日

緊張で手の震えが止まらない

僕なんかにできるんだろうか、僕なんかに

やばい、どうしよう、落ち着かん

誰か、落ち着ける方法を教えて





2021年7月6日(火)


今日は特に何もなかった

変わったことも、嫌だったことも

だけど、なんとなく、

なんとなく、あの子の心情が分かった気がする

あの時、どんな気持ちで「コメ欄を封鎖する」と言ったのか。どういう感情で過ごしていたか

なんかもう、疲れたなぁ





2021年7月15日(木)


どうして僕ばっかり、こんな目に合うのかな

どうして僕ばっかり、しんどいのかな

分かってる

この世界には僕なんかよりも辛い思いをしてる人が、星の数ほどたくさんいるってことくらい

でも、僕は辛いよ。苦しいよ。

もうどこにも僕の居場所なんかない

ここだって、もう僕のものじゃない

こんな世界、大嫌いだ

親も学校もクラスの人達も先生も

全部、消えちゃえばいいのに