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神の子だって皆は言うけどね


実際そこそこ力もあるから油断しない方がいいと思うよ


こちらの作品のcsです。
【名前】
グリムザ


【年齢】
永遠の0歳(本人談)


【外見】
彼あるいは彼女を一言で表すならば「(グリムザ)」である。グリムザの住まう空間に足を踏み入れれば、無機質な直方体状の部屋に投射される、人型をした「影」として存在を確認できる。壁や床に投影された影に触れようとすれば、自分の手に影が映るのが見られる。グリムザ曰く「ちょっとくすぐったい」とのことだが、本当に触覚があるのかは不明。観測者により彼の影が何色をしていたかは証言が異なるが、おおむね柔らかな色合いであり、月のように光る眼が浮かんでいたという。グリムザが白く輝いていただとか、部屋が黒であったという証言はない。
その影がどこから映し出されているかは誰にもわからない。知ろうとしてはならない。

グリムザは自身の居住である深淵の袋小路に存在する部屋から出ることはなく、グリムザを外界に連れ出した場合どのような姿となるかは両親でさえ知りえないだろう。


【性格】
異質な外見と生まれからは想像できないほど社交的でフランク。
神の子だと聞いて身構える人間たちに対しても、仲のいい友人の知り合いぐらいの距離感で話しかけてくる。でも別に彼女はいらない。
人間や自分の兄弟、その他の神や眷属たちは、誰であろうと皆平等にもてなし、にこにこと接する。けなされるととても悲しそうな顔をするが、怒ることはない。


【特徴】
グリムザは人と闇纏いの間に生まれた子。……まだ生まれてはいないと、神やそれに類するものは語っている。証言によれば「グリムザの部屋は彼の母の胎内である」というのだ。
神の力を欲した母が、渇望した力を手放すまいと胎内に引き留め続けているという説、己の力を超える子が生まれるのを恐れた父が決して生まれることのない子を孕ませたという説、グリムザの誕生は深淵と宇宙の崩壊を招く、闇纏いの製造した破壊兵器の究極体……等々、グリムザが部屋から出てこない理由については諸説あるが、有力な説はまだない。

グリムザ自身が部屋の外に出ることはないのだが、部屋の外に干渉する力は持っている。
グリムザは自分の部屋の中からあらゆる時空を覗いており、闇纏いが現在存在している空間から物質を室内に転移させることができる。気になる人を連れてきては、ボードゲームの相手をしてもらったり自作の料理を振舞ったりしている。
最近はそれだけでは飽き足らず、人間が自らの意思でグリムザの部屋に来る方法も開発した。グリムザがメモ帳に書いた呪文を唱えるだけというお手軽仕様。但し解読が必要。この方法でグリムザと接触を試みたとして、発狂せずに呪文を唱えきれるかは定かでない。



【好きなもの】
料理、にぎやかなパーティー、推理クイズ


【嫌いなもの】
わがままな人、乱暴な人、歯ごたえのないピクルス


【サンプルボイス】
「やあ、僕はグリムザ。君たちが闇纏いって呼んでる人の子だよ。あっ、そんなに身構えなくていいから、暫く僕の部屋でくつろいでってよ」

「僕は君たちの住む場所を観ることはできるけど、行くことは出来ない。だから時々こうしてお客さんを呼んでるんだ。あ、お茶のお代わりいる?」

「……でさ、パパの知り合いが、僕の力とか僕との子供が欲しいっていう人間を連れてこようとするんだよ!しかも具体的な力の渡し方とか家族計画は全部こっちに丸投げだし。僕まだ生まれてもないのに独身主義者になりそう」

「僕のこと殺したいの?あー……でもなぁ……僕ですら僕のことよく分かってないし……とりあえず、壁殴るのやめてくれないかな。ママがびっくりするだろうから」

「ここがもう少し広かったら、楽団呼んでダンスパーティーできるのになあ。レコードプレーヤーも悪くはないけどね。一生に一度くらい生でクラシックを聴いてみたいよ。それも、全楽章通しで」



【その他】
深淵の深みより出る神を父とするグリムザは闇である。
人を愛し、人を庇護する力を求めた人を母とするグリムザは人に近い精神を持ち、誰より人を求めている。
グリムザはきっと、君のことをイケてるパーティーでも開いて待っているだろう。
最近はエスニック料理にハマっているらしいので、手土産にスパイスの一つでも持っていくと喜ばれるかもしれない。


……とまあ、非常に人間らしい存在であるが深淵に属するものであることに変わりはない。
人間は自己防衛機能として、あまりに素っ頓狂なものは「他人事」として認識することができないようになる能力を持つが、それでも興味を持ちすぎるとそれも働かなくなる。
グリムザについて、“たまに会う友人”以上に知ろうとするのはお勧めしない。


【関係】

闇纏い『パパ』
グリムザが自我を持ってから一度も会いに来たことはないが一応実父。グリムザくんはお年頃なのでパパに対して悪口を言いまくる。
自身と繋がりを持つ闇纏いが人間の住まう側にいるおかげでグリムザは外界に干渉できるのだが、闇纏い強制的に部屋に呼び出すことはできない。らしい。
「僕のパパのこと知ってる?人間のみんなには『闇纏い』って言ったほうが通じるかな……なんていうかさ、すっごいキモい見た目してない?てかまあ僕も方向性の違うキモさはあるらしいけど。……まさかパパと血がつながってるからこんな姿に?はぁ、なんであんなのが僕のパパなんだよ……」


闇の子の乳母『乳母さん』
実の母の顔を直接見たことがないグリムザに、母親らしい事をやってくれる闇纏いの信奉者。
たとえ彼女がどれほど生命らしからぬ存在であろうと、グリムザにとってはいつでも来てくれる、自分を見ても発狂しない大切な遊び相手。悩みは料理に対しての客観的な感想を言ってくれないこと。
「ねえ乳母さん、僕の演奏聴いていかない?ふふ、実はハープシコードの練習しててね。上手さにびっくりしないでよ」


フォンセ『フォンセちゃん』
グリムザの腹違いの妹(“生まれた順番”で言えば姉)。
よくパーティの客として招待し、彼女を喜ばせようと様々なものを取り寄せたり各地の風景を見せたり、時には自分の演奏を聞かせてあげたりしている。自分がいつか生まれ出たなら、彼女と親友あるいは兄妹以上の関係になりたい、と密かに思っている。
フォンセのテラリウムにどことない親近感を抱いていたりいなかったり。
「今日のピクルスの具合はどうかな?君が前にクミン入りのを美味しかったって言ってたから、それをベースに改良してみたんだ」

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デザートローズ(プロフ) - フォンセの方にコメントくださって有難うございます是非貴方様のグリムザ君と関係を結びたいと思っているのですが、義理の兄妹にしますか?グリムザ君まだ母親の子宮の中にいるので義理の姉弟になるんですかね...取り敢えず好きに関係結んでくれるとありがたいです! (2020年9月19日 14時) (レス) id: 36e1adbeb0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:芋煮屋 | 作成日時:2020年9月9日 22時

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