恋愛ホムペ第５弾 ~ヴァンパイア！?~

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:170 hit

圭人の過去が明らかに！

「お帰りなさいませ」
こいつはお手伝いロボット　俺の家族がいなくなったあの時から面倒を見てくれてる
あの時　そう10年前の春
普段は眠りの深い俺がその日はなぜか夜中に起きた

目が覚めた　　
大きな満月に誘われるように
いつもならこんな時間に起きるなんてありえない
嫌な予感がした
いつも隣にいる母さん&父さん&兄ちゃんがいない
体が震える

リビングに行く途中で兄ちゃんに会った
尋常じゃなく顔が真っ青
「兄ちゃん、ママとパパは？」
「静かに」
兄ちゃんの後ろに人影が見えた

その人は目が虚ろで､口から血を流していた
「血をよこせ。血を」
ゆっくりとこちらにちかずいてくる
兄ちゃんが俺を守ろうと必死で背に庇う

パタッ
兄ちゃんが男の手から落ちて動かなくなった

そしてこっちにちかずいてくる
逃げようとしたけど足が動かない
すぐに捕まってしまった
首筋に男の顔がちかずいて...

「っ」

かまれた感覚がした
体の中の何かがスウッと抜けていくような

「お前まさかblood」
「そうか。あれがbloodの味｡良いものを飲ませてもらった。お礼にいいことを教えてやろう｡
お前は10年後俺らと同じ体になる。もしくは消滅する。他に選ぶ道はない
俺らと同じ体(ヴァンパイア)になることを祈ってるよ」

男がいなくなった。

リビングに行くとパパとママが倒れていた
声をかけても動かない
俺は一人になったことをようやく理解した

そんなときこのロボットにあったんだ

ホムペを作る｜感想を書く
 他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って！｜面白い！→ )