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プリクラを撮り終え
私達が、どこに向かっているかというと...
「なんでまた遊園地なんだよ」
「いいからついてきて」
なんでまた遊園地なのかというと
どうしても一緒に見たい景色があったから
..................................................
着いてすぐに観覧車に向かう
「観覧車？」
「うん。乗ろうよ！一緒に」
夜なのに多少混んでいる
みんな､夜景､見に来たのかな
乗り込むと 園咲君は向かい側に座る
「この観覧車から見える夜景キレイなんだって だから一緒に見たかった」
園咲君は何も言わない ただボーッとそとを見ている
てっぺんにちかずいてきた
すると園咲君が私の隣に座り直した
「ど...したの」
「ありがとう。思い出作ってくれて。一生忘れないよ」
そう言うといきなり顔を近づけてきた
唇に柔らかい感触がする
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
何秒かたってからようやくどうなっているのか理解した
優しいけどちょっと強引 これが初めてなのかな
理解したら意外に冷静
多分園咲君だからだろう
約１０秒後
唇が外された
「ごめ...。なにしてんだろ 俺」
「謝る必要ない それより景色キレイだね この景色園咲君と見れてよかった」
「俺もだよ ずっと美音のこと好きだったから」
幸せな時間はあっという間に過ぎ私達は家に向かって歩いている
沈黙が流れ気まずい空気が流れている
するといきなり園咲君が苦しそうなうめき声をあげた
「大丈夫？」
「おれ...からは...なれろ」
顔から汗が尋常じゃなく流れていってる
しばらくして収まってきたようだから顔を覗き込むと
目が赤く染まっている
いきなり肩を捕まれ首筋が園咲君の口元に行く
「やめて!痛い 園咲君」
一瞬ピクッとして
手を離した
「ゴメン。怖かったよな。これ自分でなんとか出来てなくて
高杉さんは怖くないって言ってくれて
思い出まで作ってくれた
嬉しかった けど
俺はもう人間じゃなくヴァンパイアなんだ
明日も学校には行けない みんなを傷つけたくないから」
園咲君は涙を流してた
「私、怖くない｡だから学校行こ｡さっきみたいにならないように
サポートする」
「どうやって?」
「え?」
「俺が自分でセーブできないのをお前がどうやってセーブさせんの？」
「それは...」
「ほら何も言わない｡きれいごとなんだよお前が言ってること」
ちょっときつすぎたかな でもこれでよかったんだ
みんなを守れる
っていうかなんなんだよ あれ ヴァンパイアになったらああやって知らないうちに人を殺すわけ?
きっと彼女も怖かったよな それでも怖くないって言ってくれた
メールの着信音
『園咲君
明日迎え行くから｡私がやってることきれいごとかもしれないけど
卒業式はみんなで出たい｡』
俺も出てーよ みんなと
私達が、どこに向かっているかというと...
「なんでまた遊園地なんだよ」
「いいからついてきて」
なんでまた遊園地なのかというと
どうしても一緒に見たい景色があったから
..................................................
着いてすぐに観覧車に向かう
「観覧車？」
「うん。乗ろうよ！一緒に」
夜なのに多少混んでいる
みんな､夜景､見に来たのかな
乗り込むと 園咲君は向かい側に座る
「この観覧車から見える夜景キレイなんだって だから一緒に見たかった」
園咲君は何も言わない ただボーッとそとを見ている
てっぺんにちかずいてきた
すると園咲君が私の隣に座り直した
「ど...したの」
「ありがとう。思い出作ってくれて。一生忘れないよ」
そう言うといきなり顔を近づけてきた
唇に柔らかい感触がする
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
何秒かたってからようやくどうなっているのか理解した
優しいけどちょっと強引 これが初めてなのかな
理解したら意外に冷静
多分園咲君だからだろう
約１０秒後
唇が外された
「ごめ...。なにしてんだろ 俺」
「謝る必要ない それより景色キレイだね この景色園咲君と見れてよかった」
「俺もだよ ずっと美音のこと好きだったから」
幸せな時間はあっという間に過ぎ私達は家に向かって歩いている
沈黙が流れ気まずい空気が流れている
するといきなり園咲君が苦しそうなうめき声をあげた
「大丈夫？」
「おれ...からは...なれろ」
顔から汗が尋常じゃなく流れていってる
しばらくして収まってきたようだから顔を覗き込むと
目が赤く染まっている
いきなり肩を捕まれ首筋が園咲君の口元に行く
「やめて!痛い 園咲君」
一瞬ピクッとして
手を離した
「ゴメン。怖かったよな。これ自分でなんとか出来てなくて
高杉さんは怖くないって言ってくれて
思い出まで作ってくれた
嬉しかった けど
俺はもう人間じゃなくヴァンパイアなんだ
明日も学校には行けない みんなを傷つけたくないから」
園咲君は涙を流してた
「私、怖くない｡だから学校行こ｡さっきみたいにならないように
サポートする」
「どうやって?」
「え?」
「俺が自分でセーブできないのをお前がどうやってセーブさせんの？」
「それは...」
「ほら何も言わない｡きれいごとなんだよお前が言ってること」
ちょっときつすぎたかな でもこれでよかったんだ
みんなを守れる
っていうかなんなんだよ あれ ヴァンパイアになったらああやって知らないうちに人を殺すわけ?
きっと彼女も怖かったよな それでも怖くないって言ってくれた
メールの着信音
『園咲君
明日迎え行くから｡私がやってることきれいごとかもしれないけど
卒業式はみんなで出たい｡』
俺も出てーよ みんなと
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作者名：ryu | 作成日時：2015年6月19日 22時
