歌を紡ぐ貴方と、私。【歌い手】

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:51,400 hit

歌い手の方々の日替わりです！

予定している方は…

・天月
・アンダーバー
・あほの坂田
・そらる
・まふまふ
・伊東歌詞太郎
・ゆう十
・蛇足
・新社会人

(敬称略)です！

リクも受け付けますよ(*^^*)
此方にされた方が早いかもです↓

【歌い手】君が好き【短編集】

6/3 作成

あほの坂田
伊東歌詞太郎
そらる
まふまふ
アンダーバー
天月
赤ティン
luz
灯油追加

recog
kradness
みゅさん
vip店長作成中

【追記】
題名変えました！
日替わり作りたいなーと思って突発的に書いた物ですので題名も適当になってしまって…。
この題名も自信があるものではないですが前よりはマシかなぁと思います！
これからも「歌を紡ぐ貴方と、私。」をよろしくお願いします！

8種類の結果パターン

貴方と一緒に居られるならば - 2024年4月28日

そらる

ピーンポーン

来客をしらせるインターフォンが鳴った。
こんな時間に誰だろう…。

「はーい。」

ガチャ

「そらるさーん！」

ドアを開けた瞬間、何かが飛びついて来た。

「きいてくださいよ～！きょうはさいあくだったんですよ～！」

この声は、彼女のYOUだ。
しかしいつもと声質が違う。
もしかして…

「酔ってるのか！？」

「よってなんかないですよ～！えへへ～」

俺の胸に顔を埋めながら答えた。
完璧酔ってる。
いつもの恥ずかしがり屋のYOUからは想像できない甘えっぷりだ。
はっきり言って…可愛すぎる。
酒のせいで、紅潮した頬、潤んでいる瞳、それに加えてこの甘えた声だ。

(俺…我慢できるかな…)

「YOU、とりあえず上がって。」

「はーい！」

彼女は返事をし靴を脱いだ。
YOUは相変わらず千鳥足だ。
しょうがないので手を繋いで支えてやると、彼女からも微笑みながら握り返してきた。

(なに！？この生き物！？可愛すぎ！)

俺はどうにか理性を保つことに成功した。

(早く水飲ませて寝かせよう…)

「YOUはここに座ってて。水持ってくるから」

YOUは静かに頷いてソファーに座った。

「YOU～。水持ってき…って寝てるし…」

YOUはソファーの上で横になって寝ている。

(気持ち良さそうに寝てるなぁ…)

そういえば彼女はなんであんなに酔っていたのだろうか。
彼女の寝顔を見つめながら考える。
そして、YOUが今日最悪なことがあったと言っていたのを思い出した。
彼女のことだから、上司に理不尽に叱られたとかが原因で、友達と飲み歩いていたに違いないだろう。

(相変わらず可愛い寝顔だなぁ…)

とか知らず知らずの内に考えてしまう俺は、もう末期なんだろうな。

(たとえ末期でも、今俺はとても幸せだからいいやとか言ってみる)
(彼女がとても愛おしくて)
(俺は我慢できずにキスをした)

そらる「コメと評価…するよね？」