【日替わり】I love you.【ｴｲﾘｱ組】

今日:1 hit、昨日:4 hit、合計:17,855 hit

CSS 皆様どうも！お風呂を上がりさっぱりした＆夜ご飯がシチューだった木魅です。

今回は日替わりを作りました！

題名が普通すぎることに関してはノーコメントです。

エイリア組限定の日替わりです。
やっぱりエイリア組は最強で最高ですね((

＊今いる宇宙人達＊

・基山ヒロト(愛情)

・緑川リュウジ(愛情)

・涼野風介(愛情)

・南雲晴矢(愛情) 作成中

・八神玲名(友情) 作成中

お日さま園は神だと思うんです(突如)

愛情→恋愛系
友情→友情系

リクエスト募集してます。
既出キャラも愛情or友情等の種類が違うのならおkです。

待ってるぜ……お前のこと、いつまでも(謎のイケボ＆謎の名台詞)

……調子乗りました。
是非リクエストお願いします!!

面白い！と感じていただけた方は是非、
コメント・評価お願いします＊＊

5種類の結果パターン

＊＊＊＊ - 2024年5月2日

今回は基山ヒロトとの恋愛ストーリーです＊

* ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒ *

　鉄格子に触れ、強く揺らす。ガシャンがシャンと聞きたくもない、恐怖しか感じさせない音が誰もいないこの地下に響き渡った。

　何とかここから出なければ。一刻も早く、〝父〟の目を覚まさなければ。

　そう思っていても、一生懸命抜け出そうとしても、鉄格子は頑丈すぎてびくともしなかった。

　そんな時、足音が私の元へと近付いてきた。段々と大きくなっていくその音に警戒し後ずさると同時、鉄格子の向こう側、私の目の前に何度も見た事がある彼を見つけた。

「ヒ、ロト」

「元気そうだね、YOU。それと……俺はヒロトじゃない、グランさ」

「元気な訳ないじゃない……っ。早くここから出してよっ」

　赤髪の彼、ヒロトはニコッと笑う。その笑みは、私には恐怖しかなかった。ヒロトは鉄格子の鍵をガシャ、っと開けた。どうしたことかと目を泳がせる。

　普通だったら今すぐ彼を通り抜け、この場から逃げ出すはずだが、不思議と私の体は動かなかった。ヒロトの意味ありげなその真剣な顔に息を呑む。

「……早く逃げるんだ、この場から」

「……ど、して」

「俺は君をこんな形でこの場に居させたくない。手放したくないのが本音だとしてもこんなのは間違ってる。こればかりは父さんに反対だ」

　ずっと彼は父にしか従わない、命令になら何でも従う……そんな風に変わってしまったと思っていた。もうヒロトには何を言っても無駄なのだと諦めていた。

　けれど本当は、まだ「優しさ」があった。

「あり、がとう……っ」

「さ、早く行くんだ」

　ヒロトにまた「ありがとう」と伝えヒロトの横を通り過ぎた時、「YOU」と名前を呼ばれた。「どうしたの？」と振り向くと、ヒロトは途端に私の唇に口付けした。

「……俺は君が敵になってしまおうとも、ずっと好きだよ」

「……ありがとう、私もヒロトが大好きだよ。だからこそ、絶対に救ってみせる」

「それは楽しみだな。どこまで君がやって行けるのか、お手並み拝見だね」

「望むところだよ」

　どんな形になってしまおうとも、「家族」だから。

　どんなに敵対しても、大切な家族で、愛していることに変わりはないから。

　そう言って地下を抜け出した。

＊end＊

、