【文スト】執事な文豪達から愛されるお嬢様になってみませんか？【日替わり】

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執事服…太宰さんに凄く似合いそうですよね ( 身長的にも ) …容易に想像できてしまう…それに芥川さんとか結構しっくりくる感じがあるんですよ。イケメンな中也さんにも似合ったりして…？？ - 2024年5月10日

今日は飄々としたあの方が執事です！




よく晴れた昼下がり、私はYOUお嬢様の付き添いで買い物に来ている。



お嬢様は軽やかな足取りで先へ先へと進んで行く。



「YOUお嬢様、あまり一人で行動しないでください。どんな輩が居るか判りません」



そう云ってもお嬢様はどんどん人混みの中へと入り込んでしまい、遂に姿が見えなくなった。




YOUside



太宰と買い物に来た。



いろいろ見て回るうちに楽しくなって途中から太宰のことを忘れていた。



「太宰っ、次は何処に＿＿＿太宰…？」



振り返って漸く太宰が後ろに居ないことに気付く。



「あれ…」



きょろきょろと辺りを見渡しても太宰らしき人影は見当たらない。



まぁ、大丈夫よね。太宰なら直ぐ私のこと見つけられるだろうし。



「ねぇ、其処のお嬢ちゃん。若しかして一人？」



「俺らと遊ばね？」



突如知らない男の人2人から声をかけられる。



「…否、遠慮しておきます」



ぺこりとお辞儀をして男達から離れる。



然し腕を捕まれ、引き止められた。



「いーじゃん一寸くらい」



「早く行こーぜ」



無理矢理引っ張られて連れて行かれる。



「っ、離して下さい…！」



力いっぱい抵抗しても敵わない。



恐怖で涙が滲む。



「私のYOUお嬢様に何か用ですか？」



私の腕を掴む男の手を捻り上げる太宰。



「今直ぐその穢らわしい手を離し給え。命が惜しくば今直ぐ失せろ」



鉄板すらも貫通しそうな鋭い目付きで男達を睨みつける。



怖気づいて逃げて行った男達。



「大丈夫でしたか？お怪我は＿＿ 」



太宰に抱き着く。



これほどまでに太宰が隣に居てくれて安心したことはなかった。



「…もう大丈夫ですよ。YOUお嬢様のことは、私が必ず護ります」








「YOUお嬢様は無防備過ぎて見ていて危なっかしいです…」

「悪い虫が付かないように、私がずっとお嬢様の隣に居ますね」

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