【A3!】今日は誰にヤキモチを妬かれる？【日替わり】

6種類の結果パターン

あなたの本日の占い結果です - 2024年5月14日

❀有栖川 誉【生きてる心】



リビングで皆でテレビを見ていると最近人気の女優さんが出てきた。



その女優さんがインタビュー的なのを受けていると隣にいた誉が急に大声を出して



「ふむ、詩興がわいた！」



と、いつもの台詞をいう



『え、今のどこに詩興がわくとこが？』




「美しい!!実に美しい!!
こんな美しい女性みたことがない」



『は、？』


誉の言葉に驚きの声がもれる。


「ほまほまー！それ彼女の前では禁句ー！」



「なぜ？」




?顔をする誉。しかもその後、詩をよんでるし
本当に誉は乙女心をわかってない。




私がそのことに対して怒っているとそれを見かねた臣くんが




「YOU、甘いもん食べるか？」




『食べる！！』




こうなればやけ食い……。





「ちょっと待ってろよ」





そう言って、ケーキを持ってきてくれた。
私はそれをさっそく頬張る






『んー！やっぱ、臣くんの作ったケーキの中でケーキ1番おいしい！』




さっき怒っていた事もちっぽけに感じるぐらい臣くんのケーキは本当においしい。





「ほんと、YOUって美味しそうに食べるよな見てるこっちも微笑むぐらい可愛い」





『へっ！』




私は驚いて持っていたスプーンを落とす。

それが私の太ももにおち、クリームがつく。



『あっ、クリーム…』





そう思って拭おうとしたら臣くんが手を伸ばしてそのクリームを拭った。





『ひゃ！！』



こそばされると弱い体質なため変な声がもれる。




「っ、悪い！」




それに申し訳なさそうな顔をして謝る臣くん



『い、いや、私こそごめんなさい！』




なんて臣くんとお互いに誤りあってると後ろから低い声が聞こえた。



｢…何をしてるのだね｣





『いや、クリームが落ちて…って、誉、なにしてっ…！っ……！』





さっき臣くんがクリームを拭ってくれたとこを誉はぺろりと舐めた。




私は真っ赤になってるのにも関わらず誉はあっけらかんとした顔で








｢消毒……しただけだが？｣






ニコリと微笑んだ。








私は周囲の目線といろいろの羞恥心で






『誉のばかー！！』





そう言って談話室を出ていった。








その後誉が





｢わたしも余裕ないのだからあんなことされたら嫉妬するに決まってるだろう…｣




なんて少し顔を赤くしながら呟いていたのを私は知るはずもなかった



――


｢よければ評価、コメントをお願いする
もちろんしてくれるだろう？｣

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