無気力組に勉強を応援してもらおう。

5種類の結果パターン

あなたの本日の占い結果です - 2024年5月6日

【孤爪研磨君に応援してもらおう】



宿題終わんねぇぇぇぇぇぇぇ
助けてドラえ〇ぉぉぉぉぉぉぉん

と心が叫びたがってます
彼氏の研磨の家でごろごろなうです





研磨は相変わらずゲームに付きっきり。
一応話しかけたら反応はしてくれるけど、
目が合うことは基本的に無い。




『研磨ぁぁぁぁぁぁぁぁ』

｢…何｣

『勉強したくないぃぃぁぁぁぁぁ』

｢頑張れ…｣

『嫌だぁぁぁ』







研磨はゲーム機の電源を落としてからも、
私から目を逸らしたままだ。







｢…いい加減…勉強しないと…
成績が学年ビリの可能性出てくる…と思う…｣

『それは嫌だぁぁぁ』

｢じゃあ勉強しなよ…｣




研磨に真顔で勉強を促されるも、
私のやる気は一向に上がらない。




『やだなぁぁぁぁぁぁ』

｢んー…｣




何かを考え込み始めた研磨。

黙って様子を伺っていると、
研磨は突然私と目を合わせてきた。

…なんか…食われそう…(語彙力)





｢…おいで｣





微笑んで両手を広げる研磨。
意味がわからぬ。





『…はい？』

｢早く、おいで｣





相変わらず微笑んでいる研磨。
可愛いけどデレデレ過ぎて逆に怖い。




『…何これ抱き着いていいの？』

｢うん｣






ぎこちない動きでゆっくり抱きつくと、
研磨は私を少し痛いくらい強く抱き締めてきた。




『…こ、これはなんですかね研磨さんや』

｢充電、みたいな？｣

『充電…？』

｢うん、こうしたら頑張れるかなーって｣

『…あ、ありがと』

｢別にいいよ、俺の充電にもなるし｣

『…そう？』





え、なにこれなにこれ
幸せ過ぎてﾀﾋぬと思うんだけど
なんか幸せ過ぎて吐き気してきた
おっえ






｢…はい、終わりね…｣





ぱっと研磨が私から離れる。
まだ研磨の体温が体に残っている。

そして謎の喪失感。







｢えっと、勉強頑張ったら
もっといい事してあげる…から ｣

『もっといい事って何？』

｢秘密…とにかく頑張ってね…？｣

『はっ、はい頑張ります』
(こんなんもう頑張るしかないじゃん…)

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