【ミカグラ学園組曲】彼氏赤面願望。

26種類の結果パターン

さぁ、今日もはりきっていきましょー!! - 2024年5月12日

今日は華道部代表で私の彼氏である、湊川貞松くんに赤面してもらいます！

今日は一年生のルーキー戦の日。

貞松くんが露店出してるみたいだから、覗いちゃおー！
絶対赤面させてやるんだから!!

人通りのない細い路地から少し顔を出して貞松くんのお店を探す。

…あれ？
射的屋の前にエルナちゃんがいるよ？

「……なにしてるの」
「うわぁ!!あ、貞松くん！」

振り返ると、見慣れた和服姿の貞松くんが。

「射的屋やってるんじゃなかったっけ？」
「…トイレ行きたかったから変わってもらった」
「あ、そう」

相変わらずマイペースだね、うん。

そんなマイペースでポーカーフェイスな君を赤面させちゃうぞ☆

「ねぇ」

貞松くんの背中を壁に押し付ける。
壁に追い詰める感じで。
私は貞松くんに前から抱きつく。

「…なに」

うーん、やっぱそのポーカーフェイスはそう簡単に崩れないか。

じゃあ、少し見上げて上目遣いしてみる。

「私のこと、好き？」
「…なんで」

あーあ。上目遣いも効かないか。

じゃあ、ぐっと背伸びして顔と顔を近づけてみる。
その差は約３センチ。

「答えてくれないの？」

しっかり目を見ながら言う。
彼の息が顔にかかってちょっとくすぐったいなぁ。
そう思ったら、視界が真っ暗になった。

「貞松くん？」

私は手で目隠しをされているようだ。

「……無理、限界」

目隠しされている指の間から見える貞松くん頬は、赤色だった。

照れているのか、私から視線を外している。

わぁ可愛い!！

「至近距離の上目遣いはやっぱキツかった？」
「わかっててやるなんて、酷い」
「ごめんごめんw」

相変わらず赤い顔をしている彼に、視線を奪われる。

「…そんなに見つめないで」
「嫌だね」

貞松くんの赤い顔をじーっと見れる機会なんてめったにないんだから！

「君、本当にＳだね…」
「うん。そうかも。私のこと、嫌い？」
「…好き」

指の間から丸見えな目隠しをされたまま私はキスをした。

そしたら、彼の顔がもっと赤くなった。

「……馬鹿///」
「馬鹿でいいもんっ♪」




――――――――――

今回はちょっぴりＳな甘系でしたね。

「そう、壁に追い詰める!!そこで上目遣い!!狙え!!そうだ行けぇぇ!!」
って言いながら作ってましたw←

閲覧ありがとうございました！

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