バガボンド〜彼の刀を癒す日替わり〜

5種類の結果パターン

今日は誰に仕えますか？ - 2024年5月14日

今日のあなたは…





【佐々木小次郎】です。



あなた小次郎ちゃんの幼馴染兼、母親的な役割です


*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･* *:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*







小次郎「ウー！」




返り血で汚れた小次郎が帰ってきた。
ここは、私の家。
幼い頃から耳が聞こえない小次郎と、私はいつも一緒だった。
身の回りの世話や、時々言葉も教えてる。
上手く話せない小次郎は、私の部屋に書いてある【言葉】の紙を指差して感情を伝えてくる事もあった。
それに、読み書きも少しずつ覚えていった。






まだまだあどけない表情の彼だけど、身体はしっかり年相応な物になるし、その…

やっぱり【本能】には勝てない物があるんだと思う。





YOU『お帰り小次郎。お風呂入って、髪綺麗にしよっか。』





小次郎は何となく私の言ってる事がわかるんだと思う。
小さく返事をすると、服を脱ぎ、風呂場へと足を運んだ。
…今日もたくさん斬って来たか。
昔から私が剣を取るのを阻止させたら酷く不機嫌になった。
私か、剣か…
彼にとって大事なものはどちらかと分かっていた。
だけど…私は彼の無事を祈って家で待つ事。


それが私にできる事だった。







小次郎「アー！」



お風呂から上がった小次郎が後ろから抱きついた。
布団を敷いておこうと思ったのに…



YOU『うわ！…小次郎？！』



まだ濡れている髪の滴が、私の頬にあたる。
彼は私の首筋をくんくんと匂う。
その間にも、彼の右手は私の着物の中に入っているのだが…_




小次郎「…」



なにやらゴソゴソと文字を書き始めた小次郎。
なになに…





よ…


ば…





い…





YOU『(そんな言葉どこで覚えて来たの？！)』



小次郎「アー！」




遠慮なく私を押し倒すと、その綺麗な瞳が私を見下ろした。
…いや、欲望に飢えた男の目を。



YOU『っっ！』




小次郎は言葉が無くてもこの行為ができると言うのを知っている。
そして、私の反応を見て、喜んでいる事も…



小次郎「……う…い…」




いつも私が彼に言ってる事。
そう、【好き】という言葉。




だけど彼の腰を止める事はできない。これは朝まで続く。
小次郎は、紙に書いてある言葉を指差した。



【ありがとう】




YOU『…小次郎…愛してるわ…』




小次郎「……あ、ウ…い？」







次はこの言葉を覚えさせようかな…

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