【第五人格】今日はどの無常さんと？

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占いツクール初心者の藤露と申します！

不慣れで文才もない新参者ですが、どうか暖かい目で見てください(汗)

-内容-

日替わりで異なる衣装の無常さんとデートをする。
(作者は白黒無常の各種衣装で人格が違うと解釈しております)
サクッと読める短くて軽い話を目指して書いていきます！

↓現在のラインナップ↓

・鎮魂歌(白無常)
・鎮魂歌(黒無常)
・血滴子(謝必安)
・血滴子(范無咎)
・月日を共に(白無常)

⚠︎注意⚠︎

・作品のテーマ上、解釈違いを引き起こしやすくなっている可能性があります。閲覧には自己責任でお願いいたします。
・作者が占いツクールを読まない為似た傾向の作品がある可能性がございます。
・仄かな夜描写を含みます。
・駄文、誤字脱字

それでも良いという方は下へスクロールをお願い致します！

(今後も新しい衣装たちを更新予定)

5種類の結果パターン

今日の彼はこの無常さんです！ - 2024年4月26日

【鎮魂歌黒無常】〈レストラン〉

「ん？あぁ、丁度五分前くらいについた。...いいなその服、似合ってるぞ。」

寒くなってきた日の夜、仕事明けの彼と駅で待ち合わせをして一緒にレストランデートへ。
繋いだ彼の手は冷えていて、誤魔化すように「寒いだろ？」と一緒にポケットに入れてくれます。

行く先は彼が予約をしてくれたと言う見るからに高級そうなレストラン。

慣れた手つきで注文をする彼に注文を任せ、出てくる料理はいかにもお洒落なイタリアン料理達で。貴女が〔食べ方が汚かったらどうしよう〕と緊張しながら食べる様子をみて、ふは、と笑ってくれます。

「そんなに緊張しないでいい。個室にしてあるし、リラックスして食べてくれ。」

その言葉に貴女が少しホッとして顔を上げれば、愛おしそうな青い目と目が合うでしょう。
そんな顔を見てまた赤面すれば、今日のために整えた紙を崩さないように頬を撫でてくれます。

「ほら、料理冷めるぞ。」

何処までも余裕の崩れない彼にドキドキしているうちにあっという間に食事の時間は過ぎて行ってしまい、気がつけば済まされていたお会計を素通りして退店。

そのままタクシーを呼ぶ彼に『今日はありがとうございました』と頭を下げれば、彼からは意外な返事。

「行く先はYOUの家じゃない。...今日があの日なら控えるが？」

そう笑う彼に貴女がハッとしたときにはもう遅し。
そこで貴女が断らないのなら、向かう先はホテルの一室です。

「今日はありがとうな。...おやすみ。」

その夜はタバコと香水がほんのり香る彼の腕の中で、ゆっくりと眠れるでしょう。