貴方を守る浦島坂田船

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:6,781 hit

・

｢待っとけ。必ず帰ってくるから｣

｢城から見とき、必ずおまんのこと守るき｣

｢ここに居ってな？必ず帰ってくるからな？｣

｢大丈夫やで。ここに居り。絶対守ったるから。｣

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

初の日替わりです、、、、いやぁ戦国好きなんスよ、、、、(照)

小説も是非！
そういう偏見やめてもらっていいですか?
ビターチョコデコレーション【あほの坂田。】
仲良い浦島坂田船
楽屋招待を譲ったら。【浦島坂田船】

Twitter→@nijima___ruto_s

5種類の結果パターン

今日貴方を守ってくれる人は...？ - 2024年5月6日

・

うらたさんです。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

｢うらた様、出陣命令です。｣
浦｢嗚呼、了解した。｣
『うらた...行ってしまうの..？』
浦｢少しの辛抱です。必ずしも帰ってきます。｣
『やだ！行かないで....』
浦｢国を、姫を守るためです。申し訳ありません。｣
『必ず、必ず帰ってくる...？』
浦｢ええ、約束です。必ず城に帰って参ります。｣
『...約束よ？』

うらたが襖を開けた瞬間だった。

｢うらた様！開けてはなりませぬ！｣
浦｢だが..｣
｢奴らが城まで攻めてきております！どうか、姫を御守り下さい！｣
浦｢ｯ、任せろ！｣

浦｢姫、背中へ！｣
『うらた、何が起こってるの？』
浦｢敵軍が門を破って城に入ってきました。大丈夫です。御守り致します。｣
『でも、うらたっ！』

浦｢YOU、安心しろ。御前の為ならば命を捧げられる。必ずしも守ってやる。｣
『う、らたっ....』

着物越しに感じた温もりを信じて、奥に隠れた。
目を、閉じる。血の海は見たくない。

金属が交わる音、斬られる音。
嗚呼うらた。どうか無事で。

その音達が収まるのは凄く早かった。

浦｢姫、御安心を。｣
『らた、うらたっ！』
浦｢奴らは倒しました。取り敢えずは隣の間へ。｣
『ありがとう.....っ』
浦｢お安い御用です。姫、私は戦に出ます。大丈夫です。また、また会いましょう。｣
『絶対よ！うらた！』
浦｢ええ！必ず！｣

そう言う貴方は、日の丸よりも輝いて見えた。

うらたがこの国(日出る国)を担うのは、天下人になるのはそう早くない話かもしれない。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

浦｢必ず御守りします、姫。｣