褒めて！愛して！満たして！【星のカービィ】【日替わり】

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貴方が生きてることを褒めてくれます。
愛してくれます。
…あとは…いろいろあり。

むちゃ長め。

カービィ【引きこもり】病
メタナイト【ジサツ】病
デデデ大王【大食い】愛
バンダナワドルディ【ライバル】愛
メタナイト卿【交換日記】病愛

(ちょっとづつ更新します。
本日、見られなかった人はごめんなさい)

↓他【小説】
・え、身長が縮んでトリップしたんすけど嬉【アニカビ】
・カービィの複雑な感情【星のカービィ】

5種類の結果パターン

これが私たちの答え - 2024年5月13日

【バンダナワドルディ】ライバル

わたしにはとっておきのライバルが居る。
みんなに気を配れる彼＿バンダナワドルディだ！

どこがライバルかと言うと…

『あー！？
わたしが大王様の身の回りの世話しようとしたのにっ！』

「お、YOUじゃねぇか」

『大王様！どうして先に言ってくれなかったんですか！』

わたしが2人の傍によると、大王様はいつも通り元気に挨拶をしてくださって、バンダナワドルディは私を横目見るだけで静かに腕を止めずに続けていた。

『バンダナワドルディが来た時には、わたしに先にやって自慢したかったのに！』

「！」
「あんなぁ、俺だって暇じゃねぇんだぞ？」

『嘘つけ！』

そう吐いてからわたしはバンダナワドルディのそばに来た。
彼はいつもこうやって涼しい顔で人のために行動する。
今日も肩を揉んであげていて、わたしと目が合うとニコニコした。

(たまには自分のために働いたら良いのに…)

そう思うわたしはズレてるのかな？

「どうしたの？YOU」
『うぅ…あ、明日こそはその座を狙うから！』

ﾋﾞｼｯ…と指をさしてそう言うと、彼はキョトンとしたがすくに微笑んで「待ってるね」と優しく言ってきた。
きっと期待なんて1mmもしてないはずだ…。

(今に見てろー！)

＿＿
＿

次の日。
私は朝5時に起きた。

(我ながらいい時間に起きたものだ！)

眠たい目を擦りながら、厨房に立ち、大王様の朝食の用意をする。
料理は上手じゃないが下手でもない一般的なもの。

(バンダナワドルディが少しでも楽になれるのなら…)

私の睡眠時間なんて安いもの！
2人の朝食を作って作り終えたのは1時間半後だった。

(うーん、眠い…)

大王様が、起きるまで時間がある。
朝起きたのが早すぎて、まぶたが重いから仮眠を摂ることにした。
近くの椅子に腰掛けて布団を巻いて少し眠る。

＿＿厨房が静かになるとぴょこん…と誰かが顔を出した。
青いバンダナをつけたワドルディだ。

「こんなところで眠ると風邪に……？」

起こそうとする時に、ふと完成した料理に目が着いた。
2皿置いてあった。
いつも大王様が使っているお皿と見慣れない皿。

【私の勝ち！キミは休憩すること！】

そう食器の上の小さな紙に書いてあった。
その時、バンダナワドルディは彼女がどうして僕にあんなに喧嘩を売るのか全て理解した。

「…もう…無理しなくていいのにっ…」

彼は嬉しそうにそう呟いた。