【実況者】吸血鬼な彼氏【日替わり】

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どうも、餡子らーめんです。

夜型なあなたも。そうじゃないあなたも。

吸血鬼彼氏に愛されてみませんか？

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お品書き
(R15くらいを目安)

キヨ→悪魔様,養護教諭

レトルト→添い寝

つわはす→デザート

アブ→夜風

牛沢→鼓動

eoheoh→寝起き

フジ→キス魔 ←NEW

(適宜追加予定)

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！attention！
・お名前をお借りしている方々とは無関係です
・検索避け済み
・吸血鬼に関する設定はかなり自由にいじってます&話ごとにまちまちです

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犬は犬でもブルドックとマルチーズがダックスフンドのチャウチャウといーぬっ(+υ+) - 2024年5月4日

今日のお相手は...Retort

→『添い寝』なんて出来ない

†:.｡.:ﾟ:.｡.

「レトルト。あのね、あたしもう眠いの」

「えー、まだ2時半やん！夜はこれからやで。」

「うん。あたしたち人間は昼に行動するから。吸血鬼とは違うから」

「うー。YOUが寝たら俺めっちゃ寂しい！寂しいよー」

「明日も学校なの。おやすみ」

かわいくされてもダメなものはダメである。

始めのうちは彼のわがままが可愛くて付き合ってあげていたけれど、それを続けていると学校での生活が完全に破綻するので、最近は断る事も覚えてきた。

部屋の明かりを消して、布団に潜り込む。

「YOUー。YOUー。」

レトルトは、しばらく小声であたしの名前を呼びながら布団をくいくい引っ張ったりしていたけれど、そのうち諦めるのがいつものパターンだ。

たぬき寝入りを決め込んでいると、レトルトも諦めたのかとても静かになった。
もう自分の部屋に戻ったのだろうか。

布団から顔を出す。やっぱりこの方が呼吸が楽だ。
やっと心穏やかに眠れる。

そう思ったあたしが甘かった。

「あっ、YOUやっぱり起きてた」

嬉しそうにこちらに歩み寄ってくる。
今日のレトルトはしぶとい。

「まだ居たの？」

心底うんざり、といったような声でわざと言う。

「YOUが本当に冷たい…。」

そう言いながらも布団に潜り込んでくるレトルト。

「でもそんなYOUも好きやで…？」

冷たくすれば冷たくするほど萌えられるから、意味がないのである。
Mか。Mなのか。

「ちょっ…こら！服に手をかけないでよ！エロルト！」

「だって俺お腹空いたし」

「だからあたしは寝たいんだってば！！」

「寝ててもいいよ？寝れるなら、やけど」

あむ、と首筋に噛み付かれる。
これで寝ていいって…寝れるか！

ぎゅううっと抱き寄せられる。

「YOU、いただきます」

嬉しそうなレトルトの声を聞きながら、もうどうにでもなれ、と思った。

†

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