酸いも甘いも大嫌い。【ワンピース日替わり】

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甘いなんてもんじゃない。

苦くて苦しいし、

溺れそうなほど妖艶で、

気が遠くなるようなくらい、

辛い。

君といるときがこんなにも

つらくて、仕方ないのだ。

ワンピースです。また。良いじゃないですか。

掛け持ちっこです！(裏声＋真顔)

がんばるっす。

⇩⇩今あるのは此方⇩⇩

ルフィ〔それでも私は許されたい〕

ドフラミンゴ〔夏と蝉と君〕

クロコダイル〔普通なんて〕

トラファルガー〔双子相思理論〕

6種類の結果パターン

ルフィ「おｰｰｰ!!!お前今日絶対良いことあんぞ！！」←← - 2024年5月7日

『サー。あまり、近づかないでくれます』

どうにも、俺には心を開かない奴がいる。

昔から胡散臭い奴だと周りから言われていた。
ある一部からは避けられたりしていたが

思いを寄せている奴から嫌われることは意外と辛いようだ。

クロコダイル〔普通なんて〕

胡散臭さはどうにもならないが、関係性はどうにかしたい。
大の大人が机でうつぶせで考え込んでいるというのはシュールだと、ニコ・ロビンに笑顔で言われた。
昔から女には困らなかった。

「ちっ、何がいけねぇ。」

喜びそうなことは何でもした。

ここまでご執心なのは何でですか？と部下に前に聞かれたことがある。
(YOU意外の部下は全員知っています。クロコダイルが露骨なんです。)

「そりゃあ、、、、」

と、言いかけてなにも浮かんで来なかった。何も。
焦った俺に部下は、それが普通ですよ。と微笑んだ。
普通
何も出てこないことが、普通

好きで好きでたまらない。それなのに好きなところが出てこない。
いや、好きなところならたくさんある。

あのはきはきした声が好きだ。
背筋が綺麗なところが好きだ。
いくらでも出てくる。

好きってこういうことか。
この考えにたどり着くこと82回。

どこぞの小説のように照れ隠しなんてことは到底有り得ない。
照れ隠しなら、何かしらわかる。

なんで、俺じゃダメだ。

『はい。お呼びでしょうか。サー。』

いけねぇ。動揺してしまう。
緊張を奥にしまい込んで、話し始める。

「前々から気になっていたんだ。おまえ、何故俺を嫌う……？」

YOUは眉一つ動かさずに、用意してあった原稿を読むかのように
淡々と喋り始めた。

『私があなたを嫌っているからです。』

きっと俺は、目を見開いていただろう。
続く言葉は全て信じられなかった。

『あなたが、私の父親を、殺したから。私は只あなたを殺したかったから、この会社に入りました。この話を聞いてあなたは私を殺しますか。どうぞ。殺さないと、あらゆる情報は流れますからね。』

彼女はただただ、原稿を読んだ。
どうしようもないことを、ただただ、読んだ。

俺は、YOUを、、殺さないといけない。

『……もし。私が普通に、あなたと出会っていたら、…良かった、のに。』

君が消える直前に、俺の手が真っ赤に染まる直前に。

不意に放たれた、いつもと違う声の原稿以外の言葉。

普通に、

出会いたかった。

ク「星と評価、たのむ」