毎日海藤くん【斉木楠雄のΨ難】

5種類の結果パターン

あなたの本日の占い結果です - 2024年5月6日

______________告白海藤くん





はぁ、今日は朝からダークリユニオンの奴らから攻撃を受けて登校が遅くなってしまった...

ん？あれは... YOUだっ！

《おーい！YOU！おは...》

『あっ！YOUちゃん、おはようっス！♡』

「あ、零太くん！おはよう！！」ﾆｺｯ

ああ、またあいつだ。
いつも俺のことを邪魔する。
鳥束...零太だっけ？

『1人っスか？』

「うん！」

『じゃあ一緒に行きましょうよ！』

一緒に学校まで行こうって誘おうと思ったのに...


きっとあいつもYOUの事が好きなんだ。
でも俺は小学生の頃からYOUの事が好きだった。

なのに、なんで...なんであんな奴に取られるしかないんだ...

「ん？あれっ！瞬じゃん！1人なの？」

『ﾁｯ』

そうやってお前はいつも俺に優しく話しかける。
でも俺は知ってるんだ。
俺に気がないことくらい。
だから告白しないんだ。
想いを伝えて距離が出来てしまうのが嫌だから。怖いから。

...本当にそれでいいのか、俺。
距離ができるのを恐れてずっここの気持ちを閉まっておくのか？
その間に鳥束に取られるかもしれないんだぞ？





「瞬！思ってる事は口に出さないと分かんないよ！」

あぁ、そうだった。子供の頃言っていたな。
俺が泣いてるのをお前が見つけて、泣いている理由を聞こうとしていた時。

《想いは口に出すべき...か》ﾎﾞｿｯ

「？」

『ね、ねえYOUちゃん！早く行かないと遅刻するっスよ！』

《YOU！俺は1人で学校まで行く。だから鳥束と2人でいけ。それと...
放課後屋上に来てくれ。》

「え、あ、うん、分かった」

キョトンとしている。
きっとなんでか分かってないんだろうな。
お前は鈍感だからな。
俺と鳥束からの好意にも気づかないくらい。

「じゃあ、放課後屋上ね！」

『じゃあYOUちゃん！行きましょう！』




_____________放課後




「あっ！いたいた！瞬！どうしたの？」

《俺...お前の事が好きなんだ。》

「...へ？」

《小学生の頃からずっと。》

「えーっと...」

早く振ってくれ。心臓が持たないから。
私は好きじゃないって。
スッパリ振ってくれればいいんだ。

「私は...その..」

「私も、瞬の事...好きだよ」

は？何言ってるんだ、こいつは。

「だから...その...両想いだね...？」

《...うんっ》









「瞬！思ってることは口に出さないと分かんないよ！」

あぁ、その通りだな。

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