銀魂キャラとほのぼのしませんか？【銀魂】

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今日は誰とほのぼのしますか？ - 2024年5月4日

秋。秋である。

夏も終わり、少し肌寒くなる頃だ。

いつもより一段と寒くなっている今日は、甘味処で買ったお団子を沖田さんと食べていた。


「美味いな。流石はあの親父だァ」


江戸っ子口調でお団子をほうばりながら話す姿はなんだか幼く見えた。


「それに、YOUの淹れた茶も最高でさァ」


お団子をごくりと飲み込んでお茶を飲む。


「沖田さん、おかわりいかがですか」


「ああ、頼ァ。あとさ、YOU」



「？何ですか？」


「その、敬語とさん付け、名前呼び、やめやせん？」


！？そんな、無理だよ！と思う私。


「無理ですよ！」


「無理もクソも、俺ら付き合って一年ですぜィ？そろそろとってもいい頃でさァ」


「う…」


た、確かに沖田さんの言う通りだ。

言い返せなくて押し黙っていると沖田さんが何やらし始めた。


「…俺のこと、好きじゃないんですかィ？」


目をウルウルさせて私を見て来た沖田さん。


「え、あの、そういう訳じゃ…」


実は私、このウルウル目に弱かったりするのだ。

このまま沖田さんをウルウル目にさせておくと私がもたない。


「〜〜、わかりましたよ…」


「…本当ですかィ？じゃあ、早く言ってくだせェ」


まだ若干ウルウルしてる。



「っ…そ……そ…


そ、う…ご…！」


意を決し口に出すと、沖田さんがすごい勢いで抱き付いてきた。


「わっ！何するんですか、沖田さん！」


びっくりしたー、と付け足せばはい、苗字呼び、敬語使ったーと言われた。

…もう…


「次から苗字呼と敬語使ったらお仕置きでィ」


「何でです…何でよ！」


この分じゃ、私の敬語が取れる日もそう遠くはなさそうだ。









.







(そういえば、あれって嘘泣きです…嘘泣き？)

(…違いまさァ)

(嘘泣きなんだね)

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