ふと思いついたネタをぶち込んでいます。
上記より、更新は気まぐれです。
暖かい目で見守ってくださいm(*_ _)m
※内容はキャラによりムラがあります。
※作者はまだ掴み切れていないキャラが沢山ます。
口調とか違ってたら、修正するのでお知らせ下さい。
一覧
○貴女がヤキモチを焼かれます
・日向翔陽
・影山飛雄
・孤爪研磨
・二口堅治
○貴女がヤキモチを焼きます
・及川徹
よろしければこちらもどうぞ!!
一方通行の行方【ハイキュー】
5種類の結果パターン
今日のヤキモチは・・・? - 2024年5月9日
今日は二口堅治にヤキモチを焼かれるようです。
***
「じゃあ、私こっちだから。バイバイ」
「また明日!」
笑顔で手を振ってくれている同じクラスの男子に別れを告げた後、私は暫く続く家路を一人歩く。
まだ少しだけ明るい空を見上げて、もうすぐ夏がやって来るのか…としみじみ思う。
高校生活も今年で最後かぁー
そんなことを考えていた時だった。
「わっ!!」と後ろからの大きな声と同時に背中を叩かれたのは………
「ひっ、きゃあ!!」
「“ひっ、きゃあ!!”だって、やっぱりYOUさんて面白いっスね〜」
そう言って、必死に笑いを堪えようとしている彼を睨みつける。
「もう!二口君、驚かさないで!!」
私は彼が苦手だ。
理由は、お調子者の彼が何を考えているのか読めないから。
「所でさっきの人って誰っスか?」
「私の通っている学校のクラスメイト」
ぶっきら棒に答えて歩き始めた私の隣を彼がついて来る。
家が近所だから仕方ない。
けれど、背が高くて足も長いんだから、私なんか放って先に行けばいいのに。と毎回思う。
「先輩ってあんなのがタイプですか」
「う、うるさい!伊達工に行った二口君には関係ないでしょ」
さっきからズケズケと質問してはサラリと失礼な事ばかり言ってくる二口君。
そっとしておいて欲しくて、放った言葉に彼が反応する。
「関係ありますよ…」
そう呟いた彼が強引に私の腕を引いた。
「ち、ちょっと、二口君!?………きゃっ!」
ハッとした時には狭い路地の壁に私の背中がピッタリと張り付いていた。
入口の左側の壁には二口君の手が添えてある。
所謂、“壁ドン”と言うやつを目の当たりにして、私は焦りを感じる。
「………ふ、ふざけるのもいい加減にして」
困惑しつつも、この状況から抜け出そうと言葉を絞り出した。
「別にふざけてませんよ」
真剣な瞳を向けてくる彼に戸惑う。
「何言って………んっ?!」
突然、塞がれた唇。
意味がわからなくて、
苦しくて、
頭が真っ白で、
押し退けようと伸ばした手で、思わず彼の制服の胸の辺りをクシャっと掴む。
暫くして離れた後、真っ赤になっているであろう顔を向ければ彼の視線に捕まった。
「好きです。今度俺に嫉妬させたら覚悟しといて下さいね」
にっこりと笑った彼が何故だかカッコよく見えた。
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作者名:ミヅキ | 作成日時:2015年1月24日 10時