【wrwrd】退屈は嫌い

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退屈は嫌いです

そんな貴方は退屈じゃなくなりますよ

出演者様

Syp→彼が振り向いてくれる方法
Utu→ぎゅーっと
Eml→何よりも可愛いもの
Knsm→大雨のあと
Sha→満点の星空
Rbr→気づいてください(赤星記念)
Grp→怒った後の
Tntn→最高のプレゼント
Zm→ほんのすこしの甘えたと←new!

まだまだ製作していきますが、リクエストがあったら受け付けます！

誰でも書けますよ！

すでにある人でもよいですしね。

(他力本願寺とか言わない←)

9種類の結果パターン

退屈は嫌い？ - 2024年5月11日

Knsmさんが退屈を無くしてくれるようですよ

※。.:*:・'°☆※。.:*:・'°☆※。.:*:・'°☆

「けほっ、けほっ」

どうも皆さん、風邪を引きました。

私には同棲している彼氏、コネシマがいるから看病はしてくれる。

...けど、彼は「安静にしてろ」と言ったきり、私のすぐ側でスマホを見始めた。

まあ当たり前なことだから仕方がない。

私に配慮してかイヤホンをつけてるし、いっつも大声を出してるのとは違う静かな彼。

面白くない。

何もやることもない、眠くもない、決して万全ではない。

「....暇」

掠れた声でそう呟いても、彼の耳はイヤホンに占領されて聞こえるはずもない。

途端に寂しい気持ちになってきて、ふと、私は思い付いた。

...少し甘えてみようか。

ベッドの横にいる彼に後ろから抱きついて頬をくっつける。

「うお?!」

驚いたコネシマはイヤホンをはずしてこっちを見た。

「ど、どしたん急に」

「...暇、遊ぼ」

「はぁ...お前なぁ...」

その一言から彼の説教タイム。

もとはといえばお前が傘忘れて大雨の中帰ってきたからだの、遊びたいなら早く直せだの、私にはもうどうすることもできないものばかり。

大雨の中帰ったのは、あの日限定の彼が欲しいと言っていた物を買いに行ったからだ。

仕事でいけないとぼやいていたからだ。

だから、買いにいこうと思って、予報見ずに傘おいていっただけ。

怒られていることに理不尽を感じたのかわからないが、急に悲しくなった。

「そん、なに...怒らなくても、いいじゃん...」

急に泣き始めた私に、コネシマはあたふたする。

「ご、ごめんて...すまん、言い過ぎたから泣き止んで、な？」

なだめられてようやく泣き止むと、泣き疲れなのか眠くなってきた。

「シッマ...あり、が、と...」

そう言って目を閉じると、彼の気配を感じた。

彼はマスク越しに触れるだけのキスをすると、「ゆっくり寝ろよ」と声をかけてくれた。

「もー、二度と俺のために大雨んなか走るんとちゃうぞ？風邪引いてまうからな...え、「シッマが看病してくれるからええやん」って？全く...次も看病してほしいんやったら、一番右の☆押せよ？」