【◇】ねえ…キス、しよ..？ 〔 日替わり 〕

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早くしよ？ - 2024年5月4日

【 轟雷市 : 年上彼女 】





最近、雷市くんの様子が変。





私は野球部のマネージャーなんだけど、ここ一週間、





轟「 せっ…先輩っ！ 」


「 あっ、雷市くん！ 」


轟「 あ、あのっ… 」


「 ん？ 」


轟「 き… 」


「 き？ 」


轟「 きっ… 」


「 …き？ 」


轟「 やっ、やっぱなんもないっス！ 」





そういって走っていく雷市くん。



いつも、こんな感じなんです。





なんだろう、と首をかしげて考えていると、後ろからクスクスと笑い声が。





ゆっくり振り替える。





「 …なに、真田くん 」


真田「 いや、別に…ふはっ、ははっ！ 」


「 あっ！わかった！真田くんが雷市くんになんか吹き込んだんでしょ！ 」


真田「 え〜 」





ニヤニヤしながら私を見る。





なんかムカついて、雷市くんの行った方向に歩く。





ぶすーっとしながら歩いてたら、横から誰かに引っ張られた。





「 うおっ！ 」





可愛くない声が出る私。




引っ張られた方見ると、





轟「 あのっ…！ 」





顔を真っ赤にした雷市くん。




狭くて、暗いグラウンド裏に、壁ドンというものをされている。





「 どうしたの、雷市くん？ 」


轟「 えっと、あの、 」





オロオロしている雷市くん。





かと思えば、次にはすごい言葉が。





轟「 …きっ、キスしても良いですか！？ 」


「 っへ…？ 」


轟「 さ、サナーダ先輩が付き合ってんならキスしろよって… 」





真田くんめ…。





さっき笑ってたのはそういうことか…！！





「 えっと…雷市くん、 」


轟「 っはい！ 」


「 あの、言われたからって無理しなくていいんだよ？ 」





そういうと、いきなり雷市くんが唇を押し付けてきた。





「 んっ…！ 」





少しして、唇を離すと、雷市くんは真っ赤な顔で、





轟「 いっ、言われたからじゃなくて、俺がしたいんです…！ 」


「 …！ 」





ずっきゅん。





.





.





( えっ、えっと、いきなりすいません！ )

( ううん！う、嬉しかった！ )

( やっとしたか〜 )

( お盛んなことで。 )

( おっ、親父！ )

( 真田くん！ )

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