第2弾〜今日は誰にマッサージをする？される？[弱虫ペダル]

7種類の結果パターン

今日のお相手は……？ - 2024年5月15日

今日は御堂筋翔にマッサージをされます。

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私はYOU。今日は、うちの自転車部の御堂筋くんがレースに出場し、御堂筋くんは大差をつけて優勝だった。今日、私は１日マネージャーの仕事をしてたので、結構疲れた。

「マネージャーん仕事くらいでしんどいん？」

御堂筋くんにそう言われてしまった。御堂筋くんのほうが疲れているということはわかっている。 だが、サポートをしているので、正直、ねぎらいの言葉くらいは欲しい。声には出さないが、顔に出てしまったようで、
「……後でボクゥんトコに来い。」
と、言われた。きっと、怒られるだろうな。
レースの片付け等が終わったので、御堂筋くんの所に行くことにした。

「御堂筋くん……」
「来やはったか。まぁ、YOUの助けもあってレースに圧勝した。マッサージでもしようかと思って……」
そう言って、私から視線を逸らした。
怒られると思ってたのに。

「本当に……、良いの……？」
「早うここ座れ」

頭が真っ白なまま、言われた通りにした。
そして、普段の御堂筋くんからは想像出来ないほど、優しい手つきでマッサージをしてくれた。
ああ、疲れが癒される。

「御堂筋くんの手、優しい……」

思わず私がそうつぶやくと、

「ハァ？ 何意味わからへんこと言うてるん？
……YOU、意味わからへん。
やて、ボクゥも意味わからへん。
YOUとおると、黄色や……。幸せの色……。」

「幸せ……？ それって、もしかして……」
「好き」
私の声を遮るように、小声で御堂筋くんは言った。

「ッ……！」
私は、驚いて息が詰まった。それと同時に、私の顔に熱が集まるのがわかる。
それと、私をマッサージしている御堂筋くんの手にも。

「ああ、何言うてるんやろう、ボクゥ……」
「私も、御堂筋くんのことが好き！」
咄嗟に私はそう言った。前言撤回される前に。

「ハァ？ ボクゥんことが？ 嘘やろ。」

御堂筋くんの声は、明らかに動揺した声だった。

「ううん。嘘じゃない！ 好き！」

「ほな、こういうことしてもええんか？」

御堂筋くんはそっと、私を抱きしめた。
心臓が五月蝿い。心臓が破裂してしまいそうだ。

「……ほな、これからもよろしゅうな、YOU」

照れくさそうに、そう呟く御堂筋くんの声が響く私の耳に、そっと御堂筋くんの唇が触れた。

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