今日戦う文豪さんは誰ですかな？【文スト】

6種類の結果パターン

中原「押し潰してやらぁ」 - 2024年5月14日

条野採菊
貴女→異能持ち 探偵社
※流血注意
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私は今、逃げている。

「ッ…何でこんなことに…」

探偵社は今指名手配されていて、社員全員バラバラに逃げた。それぞれの生存が取れないような状態だ。

そして、特殊部隊の猟犬まで放たれている。


先程私は猟犬に遭遇し、右肩から左腰迄ざっくりと切られた。腹らへんはそこまで酷くは無かったものの、右肩が重症で今でも出血が中々止まらなかった。
これでは異能が使えない、今部隊に遭遇すれば絶対絶命である。



…これも、魔人のせいで…！！



「クソっ…！絶対に…生き残ってやる！」


与謝野さんと絶対に死ぬなと、約束したんだ。絶対に生き残って、また皆に会いたい……






「ッ…！！」


近くに猟犬部隊と思われる奴がいた。
心臓が五月蝿くなる。見つかっていればもう逃げられはしない。


「……」


まだ私には気付いていないようだ…よかった、と心臓の音が戻った。

「この隙に……」


「逃げようと？」


「！？」


ゆっくりと、気配を押し殺して逃げようとした瞬間、奴の手が私の左肩に置かれた。
一気に血の気が引く。


「気付かれていないとでも思ったでしょう？血の匂いでバレバレですよ。」


「クソッ…！」


奴との距離をとった。相手は余裕な笑みを浮かべている。


「ッ動くな、そこから動けば撃つ！」


銃を血のついた手でもう取り出し、動くけば撃つと、相手を脅した。


「私に銃は効きません。諦めなさい。」


そう言い、距離を詰めて来る。銃を持っている私の手は震えていた。


「ッ止まれ…！」


「獲物を前にして止まる訳が無いでしょう。


大人しく捕まるなら痛くはしませんが？」


相手は私が怯えているのを見切ったかのように言った。

「…生憎、大人しく捕まるつもりは無い…！」


「…そうですか。」


「ッ！！？」

目にも追えぬ速さで私は壁に蹴り飛ばされた。


「ッッ〜〜！！」


他の所も痛みがあったが、特に重症の右肩に大きな痛みが走り、ドクドクと血が私の服に流れていくのが分かった。
このままでは“死ぬ”






作中

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