【銀魂】この気持ちよさ、少しだけ。【日替わり】

6種類の結果パターン

今日のお客様は……？ - 2024年5月9日

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「ここが、耳かきの館…」


俺、坂田銀時は噂で聞いた、とある場所に来ている。


その場所は、"耳かきの館"


ガチャンと扉を開け、中に入ると昼間なのに部屋の中は薄暗い。

扉を閉め、恐る恐る歩いていると、


「あら？お客様？」


遠くの方から透き通る様な声がした。

パチッパチッと電気を消す音が。


「見たことない顔ね、新規のお客様かしら。」

「え？あ、はい、そうです。」


そう、じゃあこっちに来て。

そう女は言い道を誘導してくれた。

ある一つの扉の前で止まり、ガチャンッと音を立てて開ける。

そこには一つのベットとオレンジの光をしたライトに、アロマが漂っている。


あれ？ここってそういう店なの？

そんなことを考えていたら、


「貴方、名前は？」

「坂田銀時だ。」


そう、坂田さんこっちへ来て。とまた女は言う。

女はいつの間にかベット上で正座をしており、

ポンポンと太股を叩いている。

俺は戸惑いながらも女の太股に頭を乗せる。


「これから耳かきをします。
まずは目を閉じて置いて。」


指示通り目を閉じると、暖かいタオルの様な物がかけられ、後ろはゴムになっており、後頭部にゴムをかける。

「右向いて？」


女の指示通り右に向く。


そして、ゴリュッゴリュッと耳をかく音が。

何とも言えない気持ちよさで、今までこんなにも
耳かきで気持ちよくなったことは無い。

ゴリュッゴリュッ

気持ちいいところをピンポイントでかいてくれる。

外側もかいてくれて、耳にフーと息を吹きかけてくれて、最後に綿棒でもう一度。

左に向いて？と言われたので左に向く。


左も気持ちいいところをちゃんとかいてくれる。
段々眠くなり、遂には眠りに落ちる。

時々聞こえる女の小声も気持ちいい。

「坂田様、気持ちいいですか？」

そんな声が脳裏に聞こえる。

暫くして、坂田様起きて…そんな声が聞こえる。


「寝てたのか…すげぇ気持ちよかった。」

「それは良かったわ…また、来て下さる？」

「当たりめぇだ。こんな気持ちいいのに1回で終わらすにゃぁ、勿体無ぇ」


女はうふふと微笑んだ。


「次、来る時は名前で呼んでちょうだい。
YOUって。」

「おう。じゃあな、YOU」


ひらひらと手を振り来た道を戻って行く。

遠くから、次って言ったじゃない！そんな声も聞こえる。


あぁ、次はいつ行こうか。



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