『 二人だけの秘密の時間
――貴方は今日、誰と過ごしますか? 』
▽▽
15.0816 - - 殿堂入り
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△△
▼ Member
坂田銀八
高杉晋助
土方十四郎
沖田総悟 ×2
神威
阿伏兎
7種類の結果パターン
▼ △ ▼ △ - 2024年5月7日
_____オジ専なのは秘密?
私は他とは少しズレているらしい。
神威さんに同行して鬼兵隊のところへお邪魔した時に来島と少し話をしたんだけど、そこで彼女に少し変だと言われた。
話の内容は確かコイバナ……? というものだった。
全く、地球人というのは夜兎と違って女々しい話を持ちかけてくるな、と内心思いながらそのコイバナというのを来島としていたんだが、どうやらそこで言った、「私は阿伏兎が好きだけど」この一言が彼女にとっておかしく思えたらしい。
「はて、なにがそんなに変なんだろう」
私はあの時を思い出しながら、ぼそりと独り言を言う。
来島は、「あんなおっさんのどこがいいんスか!? YOUならもっといい男と」とかなんとか説教交じりに怒鳴っていたが、私からすれば阿伏兎のどこが悪いのかがよくわからない。
いっそズレているのは来島のほうだと思うんだけど。あんな細っこくて力のなさそうな高杉のどこがいいんだか。
あぁ、帰る前に聞いてやればよかった。
「お前さん、まだ起きてたのか」
「うん。少し考え事をね」
噂をすればなんとやら。
ちょうど阿伏兎は私の前に現れた。――また神威さんに仕事を押し付けられたのか、私を見下ろす阿伏兎は疲れきった顔をしている。
「すごく疲れた顔をしてる。少し休んだらどう?」
「団長は」
「神威さんは飯食って寝たみたいだから、心配することはないよ」
阿伏兎は私の隣に座り込んだ。
彼は神威さんに呆れたのか、仕事が終わって安心したのか、何度か溜息をついた。
「部屋に戻らないのか」
「疲れたんだ。もうここでいい」
「じゃあ私は失礼するよ」
立ち上がろうとすると阿伏兎は私の腕を掴んだ。
強く引っ張られ、バランスを崩した私は阿伏兎に抱きくるめられる。
「ちょうどいいからお前さんは枕になっててくれ」
「そ、それはいいんだけど……少しあつい」
突然のことで体温が上がり変な汗が額に流れる。それを阿伏兎に訴えるが、返事は返ってこない。
やれやれ、聞こえないふりでもしているのか。
わずかに聞こえるのは鼓動の音と寝息だけ。もうどうしようもないので私もこのまま寝ることにした。
なにか考え事をしていたような気がするけど、そんなのはもういいや。
- end -
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信楽LOVE! - 阿伏兎最高!!!!!! (2016年10月6日 20時) (レス) id: 6d3622490b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:R.N | 作成日時:2015年4月8日 0時