【リク停止】あいつに○○投げてみた。【HQ!!日替わり】

12種類の結果パターン

さぁ、思いっきり投げてみよう。 - 2024年5月3日

【月島にチョコ投げてみた。】





ちらちらと舞う雪が顔にかかる。

本日、2/14は、バレンタインである。




そして今日、私は、月島君に告白しようと思っている。


もちろん、本命チョコ付きで。









「はぁ……緊張する……。」



部活後に校庭に来てもらうよう話はつけたものの、告白がこんなにも緊張するとは。


左手にチョコを抱え、月島君を待つ。





サクッ サクッ サクッ




雪を踏む音がした。

彼だ。






緊張して、顔に熱が集まる。

きっと今の私は、相当カッコ悪い。





「YOU、何か用？」


「月島君！」


「何？」





彼はそこで足を止めた。

私と彼との距離、およそ3m。




カッコ悪い顔を、見られたくなくて。

今の私に、近づいてほしくなくて。



でも、彼に聞こえるように、大きな声で。






「ちゃんとキャッチしてね！」





私は、彼にチョコを投げた。





「え！？ ちょ、これ……」


「チョコ！」


「……もしかして、本命？」


「うん！」







月島君は、私のほうへ向かって歩いてきた。





「あのさ。」


「うん。」


「それは告白として受け止めていいワケ？」


「うん。」





顔を隠しながらも、返事をする。




その時









ギュッ









彼の大きな体が、私を包んだ。






「僕でよければ、喜んで。」




彼の顔も、私に負けないくらい赤かった。








◆





(ちゃんと顔見せてよ。)

(嫌だ。顔、真っ赤だし。)

(だめ。こっち向いて。)

グイッ

(ほら、照れてるYOUもかわいいじゃん。)

(反則だって……///)




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