リヴァイ兵長との恋愛日常

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リヴァイ兵長とラブラブあまあまな日常を過ごしたい貴女に。

初作品ですのでおかしいところなどあったら言っていただけると幸いです。

リヴァイ兵長のいろんな表情がかけたらと思っています。

お星様に色がつきました！嬉しい限りです´ω`*
リクエストも募集しています｡よろしくお願いします！

6種類の結果パターン

１日を幸せに… - 2024年4月26日

この日見た景色

海。

それは、すべて塩水だという。

本当だろうか…？と、疑った時もあった。

だけど、今、私の目の前に広がる景色は…

『兵長…！！』

「…あぁ…！そうだな…でけぇ…」

一面に広がる水、水、水。

恐る恐る指に水をつけて、舐めてみる。

『…！塩…！！本当なんだ…！』

「これが海…」

遠くに広がる水と空の境界線。確かに壁はない。

壁の中にいたら気付けなかった、残酷な世界の中の､美しい部分｡

なんだかすごすぎて、頭の整理が追いつかない。

でも､これだけはわかる｡

『私達は…人類は…自由になった！！』

「…なぁ」

兵長の方を振り向くと、抱きしめられた。

「夢じゃ…ねぇよな…お前は…何処かに行ったり…しちまわねぇよな…」

今まで、きっと誰よりも苦しんできた兵長。

地下街から出てきて、壁の外に出て、仲間を失い、そして、多くの悲しみを背負ってきた。

この景色は、そんな残酷な世界からしたら､とても幸せで儚げに見えるだろう。

でも…私達は…私達はもう

『ずっと一緒ですよ。

もう、何かに怯える必要はない。
私達は自由だから…もう、悲しみにとらわれる必要もないから…』

抱きしめあったまま、涙を流す私をなでてくれる兵長。

これからは、自由だ。
想いを伝えることも。

この儚げな関係は、今日で終わりにしよう。

『兵長…ううん、リヴァイさん…！私…ずっと前からーーーーー。』

ずっと一緒にいるって。

この気持ちをちゃんと伝え続けるって。

私は誓う。

この日見た､自由で美しい世界に。