【刀剣乱舞】刀剣男士があなたにありがとうを言いたいそうです。【日替わり】

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ご訪問ありがとうございます。 - 2024年5月11日

今日のお相手は？

『三日月宗近』です！
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怖い夢を見てしまった。

時刻は午前四時。もう一度眠ろうと布団に潜り込むが、蒸し暑いわ夢を思い出すわで眠れそうにない。

あまり音を立てないよう気を付け、
そろりそろりと縁側を歩く。

「おぉ、主」

背後からの声に驚き振り向くと、
そこには三日月宗近が立っていた。

「今日は随分早いなぁ。
…どうした？驚かせたか。」

驚いた。いつもこんな時間に
起きているのだろうか。

「あぁ、じじいだからな。自然に目が覚めてしまうんだ。はっはっはっ」

三日月が愉快そうに笑う。

「それで、主はどうして
こんな時間に起きているんだ？」

怖い夢を見て眠れなくなったと伝えると、耳を疑う返事が返ってきた。

「ははは、主は幼子のようだな。
よし、俺が寝かしつけでもしてやろう」

私は大丈夫だよと遠慮したが、

「そう言うな。まだ朝餉まで時間もあるし、その内眠くなってしまうぞ」

手を引かれ、そのまま寝室へと連れ戻されてしまった。三日月は私の枕元に腰を下ろし、どこからか取り出した団扇でぱたぱたと私を扇ぎ始めた。

「心配するな。俺がちゃんとお化けが来ないか見張っているから、安心して眠れ」

からかっているのか本気なのか分からなくて笑ってしまった。気が緩み、つい本音がぽろりと零れる。

寝かしつけって、
一緒に布団で寝てくれるのかと思った。

三日月がぽかんとした顔で私を見詰める。扇いでいた団扇もぴたりと静止してしまった。途端に顔から火が出そうになる。枕に顔をうずめて寝た振りをしようとしたところ、枕元で何やら音がした。

掛けていた布団が捲られると、三日月がいそいそと布団の中へと入って来る。

なになに、どうしたのと私が後ずさろうとすると、三日月は はっはっはと笑って答えた。

「主に一緒に寝て欲しいと言われたら、断る訳にはいかないからなぁ」

緊張していたはずが、十数分後にはすっかり眠ってしまった。いつの間にか無意識に掴んでいたらしく、目が覚めた頃には 私の手に三日月の甚兵衛のそでがしっかりと握られていた。

「起きたか。袖なんて掴んでかわいいやつめ」

悪戯っぽく笑うと、三日月は寝惚けたままの私を起き上がらせた。

「ははは、頼られるのも悪くないな。貴重な体験をありがとう」

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診断結果8
頼ってくれてありがとう。

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