【おそ松さん】私のお兄ちゃんはヒーロー【日替わり】

7種類の結果パターン

本日もどうぞごゆっくり。 - 2024年5月13日

本日.一松

貴女.性格をバカにされて落ち込んでいます。

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ


私はよく兄さん達に
「YOUは明るくて可愛い！！」
と言われる。

私は今までそれが単純に嬉しかった。
なのに、


《ﾊｯ、何なの？その性格。バッカみたい(笑)》


と、笑われてしまった。

自分で思い返してもそうかもしれない。


そして現在、路地裏で猫を触りながら落ち込んでいる始末である。


》ﾆｬｰｫ《


猫ちゃんに途中の道で買ってきた煮干しをあげると、嬉しそうに鳴いてくれた。


『猫ちゃんだけだよ……。私の味方は。』


「なーに言ってんの。
……一応俺も味方なんですけど。」


だよねー、やっぱり一松兄さんも…って、、、


『え？』


やけに聞きなれた声が聞こえたと思ったら、後ろに一松兄さんが立っていた。


「すいませんね、こんなゴミがYOUの味方で。」


いやいやいや…、そういう訳じゃ…


「というか、どうしたの？」


普段はこんなこと言わない一松兄さんが、私のことを心配してくれた。

折角だから、相談にのってもらお。


『学校で…さ、兄さん達に褒められてた“明るい性格”をバカにされちゃって…。
ちょっと落ち込んじゃってさ……』


「そっか……。」


一松兄さんが猫を撫でながら言った。

「でもさ…、」

『うん？』

「俺は、YOUのそういうの好き…だよ？」

『……え？』


「だってみんなを笑顔にさせてくれるじゃん！
俺だってYOUの笑顔でどれだけ救われたか…。
もっと自信持ってよ！((ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ」


『もう。何で一松兄さんが泣いてるの？((ﾎﾛﾘ』


「YOUの分まで……泣いてあげただけ……。」


『兄さんのぶぁぁか、私だってもう泣いてるし。』


私と一松兄さんは気の済むまでワンワン泣いた。
最後には一松兄さんが頭を撫でてくれた。



一松兄さんの凄く共感してくれるとこ

ほんっと嫌い。



…………でも、



一松兄さんのそんなところが好き。



その後の一週間は、一松兄さんにベッタリだったとかは、言わなくても分かること。




ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

『一松兄さんもあんな風に泣くんだね。(笑)』

「う、うるさいっ。

あ、一番右の星を押してくれたらもっと甘やかしてあげないこともない……。？」

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