【◇】青 春 日 記

7種類の結果パターン

素敵な素敵な1ページ - 2024年5月11日

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降谷暁×電話×彼女









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好きです、そう言われてから7ヶ月。そう伝えた相手は今やうちの学校のエースだ。150キロのストレート、野球に詳しいわけじゃないけどそれが彼の持ち味らしい。






加えてあのルックスではモテないはずが無い。休み時間には女の先輩だって降谷くん目当てにクラスにくる。









｢気分はよくはないよね…｣









家のベットでゴロゴロしながら考える。自分がこんなにヤキモチ焼きなんて初めて知った。









｢あー！もう！｣









叫び声をあげながら枕に埋もれる。それと同時に携帯の電話がなり、煩いなと思いながらも出ようとする。








｢もしもし？｣






｢もしもし、降谷です…｣








まさか考えていた人がかけてくるとは思わなくて心臓が止まりそうなぐらい驚く。








｢え、どう、しましたか…｣





｢最近喋ってないから…｣









２年生になってクラスも離れ、部活も違えば話す機会も無くなってしまう。可愛いな、と思いつつも自分も嬉しくてニヤケが止まらない。







しばらく話して夜の7時ぐらいになったところ、親から夜ご飯のお知らせが来たので電話を切ろうとする。








｢あの｣





｢どうしたの？｣








｢電話だけじゃ、足りなかったので会いに来ちゃいました｣









急いで玄関を開けて、外を見ると1人の物陰。慌てて飛びつくと顔をパッと華やかせる。可愛い彼氏。








電話だけじゃ足りない、それは私も同じ。









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