詩【さーてぃー……ふぁいっ!】 ま「さぁ始まりのゴングがなりました!」 ページ12
貴方さいど。
貴『え?』
すると、目の前の兄さんは、どんどんどす黒い靄のようになり、兄さんの形をした黒い塊になった。
貴『お前……!だれだ!』
黒い塊は、恐ろしいほど低い声で答えた。
[我は死神なり。]
貴『死神…!?』
実際に会うことはないだろうと思っていた死神が今目の前にいる。
死神って空想かなんかのやつじゃないの?
(あくまでも夢主がそう思ってるだけです。死神を信じている人はごめんなさい)
貴『っ!』
自称死神さんに腕を掴まれる。振り払おうと思っても、相手の力が強すぎて振り払えない。
貴『くっそがぁぁぁぁあぁ‼‼』←
生きたい。まだ生きたいんだ!
そこで、ふと気づく。
あれ?私が生きてなんになるの?
その気持ちに気がついたのか、目の前の死神がニヤリとしたような気がした。
[がむしゃらに生きても、何もないぞ?]
生きたい生きたい生きたい生きたい生きたい生きたい生きたい生きたい生きたい生きたい生きたい生きたい生きたい生きたくない生きたくない生きたくない生きたくない生きたくない生きたくない生きたくない
あれ?どっち?本当の気持ちは…どっち?
がしゃん
何かが壊れる音。
……今、確信した。
本当の私は…
ただ今、行方不明。
目の前で死神がにやにやしている。
もう…いいか。
腕の力を抜いて…死神に身を委ねる。
もう、どうにでもなれ。
「A!」
誰だっけ。この声…
ねぇ。貴方なら、本当の私の居場所を知ってる?
ねぇ……
助けてよ…
貴『たす…けて。』
生きたいのか、生きたくないのか、さっぱりわかんない。
本当の自分は、どこへ行ったのかな。
帰ってきてよ……
ねぇ。
貴『ねぇ‼』
どん。
目の前の死神を力任せに突き飛ばす。
なぜそうしたかは、わからない。
ノリ……?←
すると、急に視界が真っ暗になる。そこで気づいた。
今、私は瞼を閉じている。つまりは眠っているのだ。
ここは…どこだろう。今、私はどこにいるのだろう。
私…生きてるのかな。ここに…本当の自分はいるのかな。
そんな期待を込めて、重い瞼をそっと開ける。
でも…
そんな簡単に見つかるわけ、ないよね。
ふぁーすとしーずんが三千ヒットいったー!すげー!→←貴「34話ぁ……」
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くろすけ。 - 変えたお。wwんで、リクは?(殴 (2019年7月8日 17時) (レス) id: 138d7c080b (このIDを非表示/違反報告)
あるたいる。@そらなー(プロフ) - タイトル地味に変えた? (2019年7月7日 18時) (レス) id: bb547d2265 (このIDを非表示/違反報告)
くろすけ。 - あるたいる。@そらなーさん» え、りくくれんの?お?お?(煽り) (2019年7月2日 21時) (レス) id: 138d7c080b (このIDを非表示/違反報告)
あるたいる。@そらなー(プロフ) - コメントが独特w (2019年7月1日 22時) (レス) id: bb547d2265 (このIDを非表示/違反報告)
くろすけ。 - リクエストが欲しいでざんす← (2019年5月15日 21時) (レス) id: 623d800c8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:くろすけ。 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/waiya/
作成日時:2019年4月24日 18時