君とは違う【skt】

37.感情と衝動 ページ39

坂田side


ま「じゃ、じゃあまた明日」

『おう……』

ぎこちなく挨拶を交わす2人。明日からどうなるんだろうとまた一つ心配事が増えた

『あ、やべ』

さ「どした？」

『今日バイトで使う資料、家に忘れてきた。めんどいけど取りに行くわ』

さ「待って、俺もついてく」

『なんで？』


さ「この前それで殴られたんやろ？」

『……』

もしかしたらまたこいつの親父がいるかもしれない。その場合俺がいれば手は出さないだろう

Aはずっと下を向いて黙りこくってる。

さ「ダメなん？」

『……お前を巻き込みたくねえし、親の醜態晒すのも恥ずかしい』

さ「でもお前がまた傷つくのは嫌。お願い、行かせてくれん？」

これ以上ないといっていいほど必死に懇願する。

『わかったよ……でも家の外にいろよ。俺は何ともないから』

さ「うん、ありがと」


さ「……ここ？」

『ああ』

着いたのは普通にきれいな白い一戸建ての家。家のドアの前には[月代]と表札も出てる

『じゃあ待ってろよ』

さ「ああ」

言われたとおりに家の前で待っている。

1分ぐらい経ったかな？この時間がすごくもどかしい。早く出てこい……

ってか、家の前にいても、中でなにかあってもわかんなくね？

ちょっとでも物音が聞こえればいいんだけど……

そう思って、ドアに耳を近づける。ご近所さん、俺は決して怪しいものでないよ？

[パリンッ]

聞き耳を立てていると、中で何かが割れる音がした。

A……！ごめん、約束破るわ。

待ってられるわけない、お前に何かあったら……頼む、無事でいてくれ！

俺は迷うことなく、月代家の扉を開けた



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さー、1日で急激に伸びたぜ☆

あんな狂った文章のおかげかどうかはわかりませんが、見つけてくださってありがとうございます！

1万6千hitと過去最高5位、評価69票とお気に入り登録118人ありがとうございました！


低評価もバッチコイなので、評価やコメントよろしくお願いします！

38.痛み→←低評価がなんじゃい(本編ではありません)

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