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小|中|大|「敦くん敦くん。君、明日は社長が帰って来るというのに、大切な事を忘れているね?」
「え、僕、何か忘れてますか、太宰さん」
「ああ、忘れているとも!」
「うーん。でも報告書は全部書いたし、国木田さんが提案した社長室の大掃除も、谷崎さんと賢治くんが手伝ってくれて、みんなで無事に終わらせましたよ?」
「そう、社長室!社長のいない社長室で、やるべき事をやっていないのではないかな?」
「え……、何でしょう?」
「社長のいない今こそ、社長の椅子に座って、社長気分を味わうチャンスだ!」
「……」
「ふむふむ、社長とはいえ、椅子は大した事もない、平民の椅子だ。……などと悦に浸ってみ給え!」
「……」
「そうだ!特別に私が茶を淹れてあげようじゃないか!極めて適温の美味い緑茶だが、ここは一つ、社長になりきって『熱!』と叫ぶのだ!」
「……あの、太宰さん」
「何だい?」
「後ろで国木田さんがすごい怖い顔で怒って……、あ、ちょ、太宰さん!? …………逃げ足、速いなあ」
読者の皆様、こんにちわ。
スローすぎる更新ですが、引き続きよろしくお願い致します。
登場人物設定から恋人の名前を入力し、旅の最終日にお付き合いください。執筆状態:連載中
「え、僕、何か忘れてますか、太宰さん」
「ああ、忘れているとも!」
「うーん。でも報告書は全部書いたし、国木田さんが提案した社長室の大掃除も、谷崎さんと賢治くんが手伝ってくれて、みんなで無事に終わらせましたよ?」
「そう、社長室!社長のいない社長室で、やるべき事をやっていないのではないかな?」
「え……、何でしょう?」
「社長のいない今こそ、社長の椅子に座って、社長気分を味わうチャンスだ!」
「……」
「ふむふむ、社長とはいえ、椅子は大した事もない、平民の椅子だ。……などと悦に浸ってみ給え!」
「……」
「そうだ!特別に私が茶を淹れてあげようじゃないか!極めて適温の美味い緑茶だが、ここは一つ、社長になりきって『熱!』と叫ぶのだ!」
「……あの、太宰さん」
「何だい?」
「後ろで国木田さんがすごい怖い顔で怒って……、あ、ちょ、太宰さん!? …………逃げ足、速いなあ」
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作者名:カナコ | 作成日時:2023年12月21日 11時