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A.A
このままでいいのかとエースさんが自問自答する。ずっと憧れていたんだろ？と。
心の中で、エースさんが自身を鼓舞する。勇気を振り絞れと。……こんなチャンスは、二度とないぞと。
「……あぁ、なんだか」
嫌な予感がしますね。ぽつりと呟いた言葉は、部屋にいた双子にも聞こえたよう。
僕を振り返ったフロイドが「なんで？」と首を傾げた。ジェイドの方は怖いくらいの真顔で携帯を見つめている。
……上手くは言えませんけど。エースさんは、リドルさんを利用する気なのではと思ってしまうんですよね。
もやもやする気持ちを抱えながら、画面に視線を戻す。学園長が、アトリエに入って来た。いつもと同じように、リドルさんを痛めつけろと指示が飛ぶ。
「カニちゃん殺っちゃえ！頑張って二人で逃げて！」
そんなフロイドの声に応えるように、エースさんがアトリエに置いてあった剣を取る。いつもならリドルさんに振り下ろされる剣を、今日は学園長へ。
赤い鮮血が飛ぶ。学園長の身体がゆっくりと地面に倒れ伏した。
エースさんがリドルさんの腕を掴む。一緒に逃げよう、と言わんばかりに強く握った腕を引いてアトリエの外へ。
不意に、エースさんの足首を何者かの手が掴んだ。バランスを崩してこける身体。学園長が、ふらりと立ち上がる。エースさんが、慌てたように叫んだ。
「……っ、リドル！」
床に倒れたエースさんを見下ろす学園長の目を、リドルさんの目が見つめる。その瞳が、怪しく輝いて。ぴきぴき、と学園長は石になってしまった。
リドルさんがエースさんの腕を引く。石の階段を登って、二人はアトリエの外へ。
夜明けなのだろう。眩しく輝く光に包まれて、二人は草を踏み締めて立っていた。
「……自由だ」
エースさんが呆然と呟く。もう縛られることはないと、嬉しそうに。
リドルさんが辺りを見渡して、キラキラと目を輝かせる。閉じ込められていた彼女にとって、目に映るもの全てが新鮮なのだろう。
エースさんと向き合って、リドルさんは微笑む。
「これから、一緒に歩いていこーー」
そう笑ったリドルさんの言葉の最中で。しゃきん、と……嫌な音がした。
え、と漏らしたのは誰だったか。
モザイク越しに映るのは、剣を振るエースさんと。首を切り落とされた、リドルさんの……姿。
「「金魚ちゃん/リドルさん！？」」
ジェイドとフロイドの声が重なる。僕はと言えば、全く言葉が出なかった。
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莉音 - リクエストよろしくお願いします！！ オクタでMafiaをマフィアっぽくやっていただけると嬉しいです。お願いします！！ (8月15日 15時) (
レス) @page4 id: d629310a98 (このIDを非表示/違反報告)
菜々美(プロフ) - リクエストいいですか？イグニハイド寮で、プロセカをプレイしてほしいですね！ (2023年5月2日 1時) (レス) id: 4d3d2a834d (このIDを非表示/違反報告)
蒼(プロフ) - レオナさんが贖罪をｯｯｯｯちょっと発狂しながら踊り狂ってきます(((( (2023年2月27日 23時) (レス) @page31 id: 699f0917a9 (このIDを非表示/違反報告)
Ray - ロ/メ/オなんでイデアとシルバーなんだ？と一瞬考えたけどそういう事か！つまり声y((殴 (2022年8月16日 2時) (レス) id: aecf2fd8ab (このIDを非表示/違反報告)
宇琉夜ハル(プロフ) - キャラは思いつかないので主さんが決めてください！ (2022年5月8日 11時) (レス) @page4 id: c64b9591b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チーズ鍋 | 作成日時：2021年10月24日 17時
