私と兄とお友達【USSS】

はちじゅうにわ ページ34

色々あった(主に前半)夏休みも終わり、新学期早々の学校祭会議



うちのクラスは模擬店をやるみたいで



最近ちょっと料理できるようになってきたし、楽しみだなーとか呑気に考えていた



女「じゃあ、とりあえず売り子はAちゃんで…」



「…え？」



突然呼ばれた名前と集まる視線に驚き、思わず声を上げる



女「お願い！！Aちゃんがうちの看板持って学校回ってくれたらうちのクラス絶対勝てるから…！！！」



なにを言ってるかはよくわからないが、何回か話したことのある学級委員長の女の子にお願いされては、断ることはできない



可愛い制服〜とかいう案も出ていたので正直あまり着たくないし、嫌だったんだけども



「うんーいいよー」



とりあえず笑って了承する



クラスの人たちは謎の盛り上がりを見せて、また次々と役割分担を進めた



田中「がんばろーね」



「え？あ、ね。うん！」



突然話しかけられた隣の席の男の子



よく周りの女の子がかっこいいというだけあって、整った顔立ちだなぁなんて今更思う



よく考えると、今までの私はクラスメイトの顔をへのへのもへじくらいに認識してたかもしれない



こうやってクラスの人と仲を深めていくのも大事なことのような気もする



よくわからないけど役に立てることがあるようだし。うん。




みんなの期待に添えるように頑張りたいな



男「じゃあ女子の制服はメイドふ「それは無理！」」

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