かくれんぼ その2 ページ7
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「え?」
今、うらたさんなんて…
「ちょ、よくないです!」
う「なんで?」
「だめなものはだめなんです!」
う「し!そんな大声出したら見つかっちゃうよ?」
「そんなこと分かってますよ!」
う「分かってるなら、ね?静かにしようね」
絶対うらたさん楽しんでる。
遊ばれてる感が許せない…けど
なんで掴まれてるところがこんなに熱いんだろう。
外からあんくさんとまふくんの声が聞こえる。
あ「まふくんみーっけ!」
ま「これは僕ではありません。ただのてるてる坊主です。あーした天気になーれ」
あ「このてるてる坊主、抱き枕にぴったりだな。今日の夜はこいつと共に…」
ま「あーあ見つかっちゃったなー。後の二人どこだろうなー。」
まふくん見つかっちゃったんだ…
う「まふくん見つかっちゃったんだね。」
「みたいですね」
あんくさんアレはないわ!と必死に声を抑えて笑うたぬき…じゃなくてうらたさん。
う「Aはさ、俺らが二人で隠れてるところが見つかったらどうなると思う?」
「普通に二人とも見つけたーで終わるんじゃないんですか?」
” 分かってないなぁ ” とうらたさんがため息混じりに呟く。
う「俺は他のところに移るから、Aはここに居な。」
「移るって今からですか?」
う「今後のことを考えたらね…うん。そうした方がいいと思って」
” 本当はずっとここにいて、見つかりたくねぇよ ”
なんてほざいてる。
う「だからお望み通り手は放してあげますよ?お嬢さん」
「な?!」
う「なに?放して欲しくなかった?」
「んなわけない!」
う「はは 笑 見つかんなよ?」
私の頭を優しく撫でて、ドアから出て行く。
あ「あぁ!うらたさんみっけ!」
う「ポンポコ。」
人に見つかんなよ?とか言っときながらさっそく自分は見つかってるし…
「足つりそう…」
体勢を整えようとした時、天井に頭をぶつけてしまった私はバカ。
ま「なんか階段の方から音が」
あ「あ!あそこか?」
足音が近づいて来て、ドアが開いた瞬間に大量の光が差し込む。
「ま、まぶしい…」
あ「Aちゃん!みーつ…けた……」
「?」
あ「なんか顔赤くない?」
「へ?!」
私、そんな顔赤い?
う「中がきっと熱々だったんだよ。な?A」
うらたぬきめ…
「もう二度とかくれんぼはやらない」
あ「えーやろうよ!」
「やらないったらやらないの!」
ま「どうしたの?」
う「さぁ?笑」
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性別(プロフ) - すっごい面白いですね!スプラトゥーン!!!…持ってない。 (2017年2月26日 14時) (レス) id: ce08871b3f (このIDを非表示/違反報告)
塩キャラメルとジュリエット(プロフ) - わわ!めっちゃキュンキュンしましたー!!ヤバイですもー、みんな可愛すぎる!ホントはもっと続いてほしかったなぁって…すみません、勝手に。でも、凄く凄く面白かったです!また、次の機会とかにこういう系書いてください!お願いします!ずっと応援してます! (2016年1月1日 11時) (レス) id: 82afe0cbdd (このIDを非表示/違反報告)
き り こ(プロフ) - りるれろさん» ずっと更新してなくてすみませんんんm(_ _)m最近ネタも切れてきてしまいめっちゃふざけてる感あるんですが、そこは許してください 笑 まふくんの可愛さを全開に出していけるように頑張りますね! (2015年6月6日 1時) (レス) id: b6e442a88e (このIDを非表示/違反報告)
りるれろ(プロフ) - 更新再開されてとてもうれしいです!!いやーまふくんかわいいですね(( (2015年6月5日 21時) (レス) id: a1515c8a0b (このIDを非表示/違反報告)
はいね。(プロフ) - かんかんさん» コメントありがとうございます!!本当ですか!そう言って頂けると嬉しいです(((o(*゚▽゚*)o)))ですよね〜こんな生活送りたいですよね!これからも妄想全開で書いていくんでよろしくお願いします!笑 (2015年3月31日 23時) (レス) id: b6e442a88e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:き り こ | 作成日時:2014年12月21日 21時