マフィアに逃げてきた【文豪ストレイドックス】

▽ ページ8

現実をみろ。









私は今“無断”で遅刻してるんだ。












スマホは生憎家。と言うことは..












静かな休暇！但し反動がでかそうだが











中原の家でまったりゴロゴロライフを送るか















そんなことを思っていると














「そう言えばよォ、手前はまだ自己紹介してなかッたよなァ」













“自己紹介”私はその言葉に反応した。














石川A実は探偵社に入り、話したことがあるのはクソ太宰と社長しかいないのである











私はクソ太宰に自己紹介するわけもないが、社長に名前だけ伝えた











そう。ちゃんとした自己紹介は何年も前に数回しただけなのである














何を言えば良いか困っていると











「無理して云わなくても、云いたくなッたら言えよ？」














気遣ってかそんなことを言ってくれる












優しいな













「てか、手前どうするんだこれから？」











当たり前っちゃ当たり前の質問














『このまま休暇(無断)をとるに決まってる！』














と中原は()の中が見えたのか













「あッ...(察し)今日俺非番だしよ、外出掛けるか？」














ふと、言ってくれたその言葉。そんな一言でも私にとっては嬉しい

















『良いの？じゃあ行くか』














「じゃあ行くか！」










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