幻想入り！『ワイテルズと幻想郷の仲間たち！』

じゅうよん ページ22

ぶる「スペルカード発動【弓符 弓風】」ピュ！

ぶるっくの放ったスペルカードから出た弾幕は矢のような形でとても早かった。

けれどフランはそれを赤子の手を捻るように簡単に相殺してしまった。

フラ「えー。これだけー？つまらないよ〜。もっと私を楽しませてよ！」

フランはそう言いながらもぶるっくの方向を向いて飛び出した。

ぶる「は？・・・飛べるの！？」ダダ！

ぶるっくはフランが飛んできてびっくりしてすぐに逃げようとした・・・

けれど飛ぶ方が早かった。あっという間にぶるっくの近くに来たフランは

フラ「スペルカード発動【禁忌レーヴァテイン】」

そういうと何やら奇妙な形をした剣？のようなものが出て来た。

それからは何やら異様なオーラが出ており誰でも危ないものだと分かった。

ぶる「ッ！」

ぶるっくは逃げられないと悟り目を瞑った。・・・・けれど来ると思っていた攻撃が来なかった。

ぶるっくは恐る恐る目を開けるとぶるっくに背を向けたシャークんが立っていた。

ぶる「！シャークん！」

シャ「ったくよー。お前は弓なんだから後衛で援護してろよー。前の前衛は俺らに任せとけって。」

シャークんはそう言いながら皆の方向を向いた。その目線の先には

なかむ・きんとき・きりやんがいた。

なか「援護よろしくね♪」

きん「俺ときりやんは遠距離も近距離も出来る能力だからさ。お前は後衛頑張ってろって」

きり「俺も後衛の守りが出来るときはするから遠慮なく狙って良いさ。」

シャ「そういうことだ。んじゃ仕切り直すか！」

4人「オー！」

そんな会話をしているとフランがレーバティンを5人に向かって投げ飛ばした。

それをぶるっくは矢で撃ち落とした。

フラ「あはは。何？まだ貴方たち戦うの？無駄だよ？私に勝てるの？勝てる確率あるの？ふふ。ほんとおかしいね。お兄ちゃんたち。・・まあ私が全部壊してあげるけどね！」

フランは笑いながらそう言った。皆何故かニヤニヤとしていた。

なか「・・・ククッ。・・・あはは。勝てる確率？何それ？」

フラ「・・・何がおかしいの？なんでこの状況で笑えるの！？貴方たち自分たちの立ち位置分かってるの！？」

フランはなかむが笑ったことがおかしかったのかそう言って来た。

シャ「いやおかしいだろw」

きり「だって負けるのは・・・」

きん「お前だからなー。」

皆そう言った。そのすぐだった。

ぶる「良いよ〜！スマイル？」

フランの後ろからスマイルが現れたのだった。

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