幻想入り！『ワイテルズと幻想郷の仲間たち！』

じゅうに ページ12

紫「シャークんは【剣を召喚して操る程度の能力】」

紫「きんときは【液体を操る程度の能力】」

紫「スマイルは【無意識・意識を操る程度の能力】」

紫「ぶるっくは【弓矢を操る程度の能力】」

皆自分の能力を聞いてびっくりした顔をした人もいれば、へぇと声を出すものもいた。

紫「そして戦う方法は なか「弾幕勝負」？！・・・ええ。そうよ。」

きり「？なんで分かったの？なかむ。」

なか「なんか分かったんだよね。記憶が戻って来てる？」

シャ「？！てことはなかむもともとここにいたんじゃ無いのか？」

なか「あー。その可能性はあるね。」

？15「お兄さんたちだーーれ？」

6人「？！」

6人がのんびり話していると扉の方向から声が聞こえた。振り向いてみると

宝石のようなものを木から吊るしたものを背中からつけている女の子が立っていた。

レミ「？！・・・フラン・・・！」

フラ「あはははは。お姉様？何してるの？」

パチ「・・・駄目ね。フランの意識じゃ無いわ。」

霊夢「やっぱり一回倒す？」

魔理「待つんだぜ！フランは昨日俺と弾幕勝負してるから疲れてて致命傷が出来る可能性がある！」

さと「くっ！・・・駄目ですね。彼女の心が読めません。」

こい「フランちゃん！戻ってよ！フランちゃん！皆に迷惑かけたく無いから能力制御するために丸一週間寝ずに頑張ってたじゃん！」

こいしは泣き顔でそうフランに訴えた。だが帰って来た声は

フラ「あははは。何言ってるの？こいしちゃん？私はそんなことするためなら・・・私がこんな目に会うのはこんな能力がある幻想郷のせいだよ！・・・だから！・・・ここを！・・・幻想郷をもう治らないように壊してあげる！あははは！」

フランは狂気に狂った目をしてそう言った。もう前までしていたことを覚えていないような口ぶりだった。

天子「・・・狂ってる。考え方。」

フラ「狂ってる？何を言ってるの？私は狂ってないわよ？だって・・・私の心の中でいつも思ってたことだもの！あははは！貴方達が綺麗事のように考え過ぎていたんじゃ無い？」

天子の一言にフランは反応してそう答えた。

なか「・・・今のフランさんって意識あります？」

紫「いえ。この状態なら意識はないわね。」

きり「暴走を止めるにはどうすれば良いんですか？」

パチ「あの子を気絶させるかあの子の意識を取り戻すのどちらかね。」

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