幻想入り！『ワイテルズと幻想郷の仲間たち！』

じゅういち ページ11

魔理「フランは・・・自分の能力で皆を傷つけるのが嫌で俺に操るためにどうすればいいのか何度も聞いて来たんだ。」

紫「それでもその【暴走】が起きたと言うことは・・・誰かがフランの能力を【意図的】に暴走させたと言うことになるの。」

さと「そう言う類のものを【異変】と言うんです。【異変】は幻想郷の住民の中で【程度の能力】を持っている人を中心に片付けなければいけないのです。」

こい「フランちゃんを暴走させるなんて最低！絶対に犯人は許さないんだから！」

なか「・・・紫？ちょっと良い？」

紫「？どうしたの？なかむ。」

なか「俺にも【程度の能力】って無いの？」

紫「？！何でかしら？」

紫はなかむにそんなことを言われるとは思ってたなかったのかびっくりしつつも聞いた。

なか「俺だって今は幻想郷にいるんだから幻想郷の住民だ。能力あるなら。・・・止めて上げたいんだ。なんだか仲間に迷惑をかけたがらないところが俺に似てる気がしてさ。」

なかむはそう言い切った。その後紫はため息をついてこう言った。

紫「・・・異変解決には時間がかかるわ。異変を解決してるうちに一ヶ月過ぎたらどうするの？」

なか「そうなるならそれでも良い。」

なかむは紫からの質問に真っ直ぐな瞳で返した。

紫「・・・良いの？」

なか「ああ。それに俺・・・一部記憶喪失なんだ。ここにいたらその無くなってる記憶のピースが見つかる気がするんだ。」

なかむは自分のことについて少し話した。なかむは幼少期の頃の記憶がすっぽり無くなってるのだった。(オリジナル設定)

紫「・・・分かったわ。貴方の仲間はどうするの？」

なか「きりやんたちはどうする？俺はここに残るけど・・・」

きり「なかむが残るなら俺も残るさ。」

きん「俺もかな。」

シャ「俺もだな。」

ぶる「僕も〜」

スマ「ったく。しょうがねぇーな。付き合ってやるよ。」

なか「！(*'▽'*)ありがとう！皆！」

スマ「ワイテルズはやっぱ6人じゃないとな」

きり「およ？何かっこいいこと言ってるんですかー？」

スマ「うっせー！////」

シャ「そう言うことだから俺らの【程度の能力】あるなら教えてくれよ。紫」

紫「・・・分かったわ。まずなかむの程度の能力は【無機物を操る程度の能力】よ。」

紫「きりやんは【相手の魔力を吸い取りそれを放つ程度の能力】」

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