無性別な僕は幽霊メンバーだと言われてます。

32話　(urt side.) ページ34

俺はcarryくんの行動に違和感を感じ、仕事を早めに終わらせてcarryくんの家に向かった。


ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ


浦「……。」


…でないか。学校行ってるもんな…。

一応玄関の扉を開けようとすると鍵が空いており、あっさりと開いた。


浦「……え……。」


扉を開けると。


浦「carryくん？！…え？！」


玄関でcarryくんが倒れていた。

揺さぶってみても起きない。

試しに口元に手を持っていくと息をしていることはわかった。

とりあえず俺はリビングにあるソファに運ぶことにした。


浦「…ん？」


ふいにcarryくんの右腕を見ると沢山のアザがあった。

なにこれ…。起きてから聞こ…。


俺はソファにcarryくんを運び、隣に座った。



ﾌﾞｰﾌﾞｰﾌﾞｰ___。



浦「…？！」


carryくんのスマホが振動した。

画面を見ると学校からの電話だった。


浦「もしもし…？」

？「あ、Aちゃん？！」

浦「……は？」

俺はスマホから聞こえた声にびっくりした。


浦「え、“＿＿”？」

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