【歌い手】「君に会ってみたい」と言われても無理なのに！！ 【Sou】

＊第3話＊ ページ4

〜まふまふside〜



やっと！！ツアーもカウコンも終わって音雨に会える！！！あっ、どうも！！音雨の従兄弟のまふまふです！！！テンションが高いのは許してね！！と、いうわけで！！！




まふまふ「音雨ー！！！！会いに来たぞー！！！」



『うあ！？ちょ、まひゅ兄！？！？抱き付くのやめよ！？！？』



おっと、いけない。いつもの癖でついつい……ってそうだった。今年こそは音雨に、Aに成長してもらいたくて、彼を連れてきたんだった。



まふまふ「あのね、音雨。実は今日は、ある人を連れてきてるんだ。」



『え………？？』





そういうとあからさまに震えてるのがわかる。無理もないんだよね。色々あったから。だからこそ、今回、僕は思い切った。




まふまふ「大丈夫だよ。だってAが関われてるからね。あったことないだけで。」




『え？？？それってまさかーー。』




Sou「そう、僕だよ。Souだよ。まさかこんな形で何年越しの抱負が一つ、叶うとはね？？」




『ひょ、Souだ………。え、え？？？？？は、初めてまひて………？』





戸惑ってはいるものの、あの頃みたいにパニックにはなっていない。うんうん、やっぱりSou君なら大丈夫みたい。僕の見立ては合ってた。




Sou「そんなに固くならないでいいんだよ？？いつもの感じでいいよ？ほら、ね？？」



『え……あーーうん！！』





うんうん。ちゃんと打ち解けれそうだね。ってこんな時にLINE？ってあ。





まふまふ「わっ、忘れてた！！！！！」



『！？まふ兄、どうかしたの！？』




まふまふ「そらるさん達と新年会する約束してたの、今日だった………。まぁ、いっか！音雨優先で！！！！」



Sou「え、いいんですかそれ……」




まふまふ「大丈夫でしょ！！えーー、とりあえずこうしてーーっと。」



ちなみに新年会のメンバーは、そらるさん、うらたん、さかたん、天月君、luz君だ。まあそらるさん家でやる予定だったから、大丈夫のはず。僕が音雨大好きだって、皆知ってるし？



まふまふ「さ！とりあえず僕ら３人で新年会兼親睦会やるよ！！！ね！！！」





この時そらるさん達に後日呆れられながら説教される未来を想像してるわけもなかった。

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