猗窩座戦(5) ページ36
Aside
私が連れてこられたところは何の変哲もないただの家。
この家はなんなんだろう・・・。そう思いながら家の中を見渡してると猗窩座が話しかけてきた。
猗「A」
『なに?』
猗「お前だけに言っておきたいことがあるんだ」
言っておきたいこと・・・。なんだろう?
『うん』
私が相槌を打ったあと猗窩座はすぐに全てを話した。
猗「まず最初にはっきり言って、俺はかな様が嫌いだ」
『そうなんだ・・・・・・ん!?え、今なんて??』
嫌いって言った?言ったよね!?
私はその事実に驚きを隠せなかった。
猗「だから俺はかな様が嫌いなんだ」
やっぱり嫌いって言ってる。これは完全に聞き間違えとかじゃないね。
『で、でもどうして嫌いなの?』
私がそういうと猗窩座は少し驚いた顔をして応えた。
猗「簡単に言ったら人使いが荒い、自分勝手すぎるってとこだ」
そっか・・・。かなさんを嫌ってたのって人間だけじゃなかったんだ・・・。
猗「・・・・・・A、まだもう1つ話がある」
『うん』
猗「これは俺の予想だが・・・恐らく上弦の壱、弐の2人も俺と同じ気持ちのはずだ」
『えっ・・・?』
上弦の2人も・・・猗窩座と同じ気持ち・・・?
もう訳わかんなくなってきた。
猗「まぁとりあえずそれだけだ。お前たちはかな様のとこに行きたいんだろ?場所教えてやるからさっさといけ」
あまり深く考えさせたくないのか猗窩座はすぐに話を終わらせた。
そして猗窩座は私に近づいて私のおでこに人差し指をトンっとついた。
『・・・?』
猗「じゃあな。俺はもう行く」
『えっ行くってどこへ?』
猗「・・・・・・それは知らなくていい」
猗窩座はそれだけ言って私のおでこから人差し指を戻しどっかに行ってしまった。
・・・結局かなさんはどこにいるの?
教えるとか言っといて教えてくれなかったんだけど。
自分で探せって事?いやいや、む 無理でしょ!
ツッコミどころ満載で、訳の分からないことばっかり言われて頭がゴチャゴチャだ。
とりあえず早く皆のとこに戻ろう。そう思い私は皆のいる上か下か分からない所へと戻った。
・
・
・
『戻ったよ〜』
冨「A!!無事か。良かった」
そう言って冨岡さんは少し微笑んだ。
こんな時になんだけど冨岡さんが微笑む顔初めて見た・・・。
煉・炭「A!!」
あとから私を見つけた2人が私の名前を呼びながらこっちに走ってきた。
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ノヴァ - サ…サイステ先輩ダトオ! (2020年12月28日 14時) (レス) id: 86a464f090 (このIDを非表示/違反報告)
オラフ(プロフ) - ピカさん» サイコロステーキ先輩出してみた!累くんのとこではまぁ・・・生き残ったって事で(´˘`*)← (2020年4月22日 23時) (レス) id: 3fabf452d2 (このIDを非表示/違反報告)
ピカ - 21ページにサイコロステーキ先輩がいるんだけど(゜ロ゜) (2020年4月22日 22時) (レス) id: 96a9a77822 (このIDを非表示/違反報告)
オラフ(プロフ) - 海豚さん» 続編でたよー!それはやだ…!!夏休みは欲しいよぉ(TT) (2020年4月19日 10時) (レス) id: 3fabf452d2 (このIDを非表示/違反報告)
海豚 - オラフさん» 続編みるよ!学校から毎日メールが送られてきて、今日は教科書のここをとけ、ここの感想かけってくるんだよね……めんどいw私のお父さんがこの間「夏休み無くなるんじゃない?」って言ってた。 (2020年4月19日 10時) (レス) id: 461f97c6cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:オラフ | 作成日時:2020年3月29日 0時