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戦い(2) ページ29

私達がかなさんを探しに行こうとしたその瞬間何か琵琶のような音がし、私達はどこかへ落とされた。

そして今、急降下している私。

何とか地面に着く前に着地できた。

胡「ここは?」

私は地面に着地できた後周りを見渡した。特に変わった様子はない。

そう思った時誰かに呼ばれた。

カ「師範」

胡「?あら、カナヲ」

私を呼んだその声の主はカナヲ。きっとカナヲも一緒に落ちたんだろう。そう思いながら私はカナヲに声をかけた

胡「ここはどこでしょうか?」

カ「わ、私もよく分かりません」

胡「困りましたね・・・」

ドンッ

胡・カ「!!」

急に何かが上から落ちてきた。いや、正確に言えば降りてきた、か。

?「ん?わぁ!君たちは鬼狩りだよね!しかも女の子が2人も!それにそっちの子は柱かな?」

なんだこの鬼。この鬼・・・どこかで・・・。

私はこの鬼の特徴に何か違和感があった。1度落ち着いて冷静に考えてみた。

頭から血をかぶったような鬼。ニコニコ屈託なく笑う。穏やかに喋る。その鬼の使う武器は鋭い対の扇。

こいつが・・・私の姉さんを殺した鬼・・・

?「あ、俺の名前は童磨だよ!女の子とお喋りするのが好きなんだ!」

カ「っ!」

童「俺は万世極楽教(ばんせいごくらくきょう)の教祖なんだ。信者の皆と幸せになるのが俺の務め。君たちも残さず綺麗に食べてあげる!」

胡「正気とは思えませんね。貴方頭大丈夫ですか?本当に吐き気がする」

童「えーっ初対面なのに随分刺々しいなぁ。あっそうか。可哀想に。なにか辛いことがあったんだね・・・聞いてあげよう、話してごらん」

そう言ってニコッと笑う上弦の弐。そんな鬼に私は怒りが爆発した。

胡「辛いも何もあるものか。私の姉を殺したのはお前だな?この羽織に見覚えはないか」

童「ん?・・・・・・ああ!花の呼吸を使ってた女の子かな?優しくて可愛い子だったなあ。朝日が昇って食べ損ねた子だよ。覚えてる。ちゃんとたべてあげたかっ・・・」

ブスッ

胡「蟲の呼吸 蜂牙ノ舞(ほうがのまい) 真靡き(まなびき)」

私はこいつの話を最後まで聞かず技を練り出した。

童「おっと。凄い突きだね。手で止められなかった。血鬼術 蓮葉氷(はすはごおり)」

カ「師範!!」

胡「(冷たい!!肺を裂くような冷たい空気)」



〜作者から〜

ここから原作に近くなります!
またこの話に続編が出そうなのでこの小説では誰も死にません!

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ノヴァ - サ…サイステ先輩ダトオ! (2020年12月28日 14時) (レス) id: 86a464f090 (このIDを非表示/違反報告)
オラフ(プロフ) - ピカさん» サイコロステーキ先輩出してみた!累くんのとこではまぁ・・・生き残ったって事で(´˘`*)← (2020年4月22日 23時) (レス) id: 3fabf452d2 (このIDを非表示/違反報告)
ピカ - 21ページにサイコロステーキ先輩がいるんだけど(゜ロ゜) (2020年4月22日 22時) (レス) id: 96a9a77822 (このIDを非表示/違反報告)
オラフ(プロフ) - 海豚さん» 続編でたよー!それはやだ…!!夏休みは欲しいよぉ(TT) (2020年4月19日 10時) (レス) id: 3fabf452d2 (このIDを非表示/違反報告)
海豚 - オラフさん» 続編みるよ!学校から毎日メールが送られてきて、今日は教科書のここをとけ、ここの感想かけってくるんだよね……めんどいw私のお父さんがこの間「夏休み無くなるんじゃない?」って言ってた。 (2020年4月19日 10時) (レス) id: 461f97c6cf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:オラフ | 作成日時:2020年3月29日 0時

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