頼れる先輩は。【センラ】

先輩。-23- ページ24

ﾄﾞｻｯ。



セ「すぅ...すぅ...」



『え、まさか寝てるの？』



嘘。さっき結構な良いムードでしたよ。



私、くると思ってましたよ。期待してましたよ。



まぁ、付き合ってない同士がこういうことしちゃダメか。



『それにしても、重い...』



下がソファーで柔らかいとはいえ、成人男性が上に乗ってるのはさすがに重い。



『折原さんー、起きてくださいー。』



動く気配なしか。



坂田先輩くるまで待ってよう。



┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

-坂田side-



坂「いやー、さっぱりしたー。次、Aやでー？」



センラは酔っ払ってるから明日の朝の方がいいか。



Aから返事が返ってこない。



坂「Aー？」



リビングに行くと、ソファーの上に2人がいた。



しかも、Aの上にセンラがいる。



こいつ(センラ)...酔っ払って乗っかんだな。



坂「しかも、その状態でAは寝てるし。」



Aのほっぺをつっつく。



坂「Aはほんと、変わってないなー」



『んー...』



『あっ...坂田先輩。上がったんですね。』



坂「おう。次、Aの番やで。」



『ありがとうございます...すみません...折原さんのこと動かしてもらえません？』



坂「わかった。」



Aが動けるくらいまでセンラを動かす。



坂「こんくらいで平気？」



『ありがとうございます。助かりました。』



それじゃ行ってきますね、と言いAは風呂へ向かった。



なんで、あんな状態になったんやろ。



あとでAに聞こー。



俺は空っぽになったら缶をキッチンへ持っていき、センラをベットに寝かせた。

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