３８話 ページ39
貴方side
しばらくすると二回ほどノックがなった後センラくんの声が聞こえた。
せ「お待たせ、もう降りてもええよ。」
『わかった。」
そう返事し、扉を開けた。
私が出てきたのを確認して彼は階段を下った。
下に降りるとまだ慌ただしい様子で何があったのかと思い急いで扉を開いた。
さ「ねえここ届かん！！誰かやってーっ！！」
９「それわしに向かって言うのは嫌味やろ？？？」
ま「僕がするから置いといていいよ。」
さ「さっすがまふ！！頼りになるぜ！！！……って、あぁあ！？！？！？センラ、何部屋に連れてきてるん！？！？」
そう言って私の方に指を向けた。
彼がその言葉を発し、二人もこちらを見て目を見開いた。
何故驚いているのか理解が追い付かず辺りを見回してみた。
「おかえり」
「A帰還記念日」
等の文字が垂れ幕のように下がっていた。
…どうやら私の思い違いだったようだ。
慌てていたのは何か起きたのではなくパーティーの準備をしてくれていたようだった。
センラは終わったと勘違いして連れて来たようだがどうやら準備は終わっていなかったようで。
申し訳なさそうに立っているセンラを無視して私は一目散に９６ちゃんの元へと走った。
『９６ちゃん、ありがとう……！！！！』
９「わしだけやないねんけどな…おかえり、A。」
そう言って優しく私の頭を撫でた。
…ただ背伸びをしていたようで足がプルプルしていたためかっこよくは決まらなった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 488人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「歌い手」関連の作品
この作品が参加のイベント ( イベント作成 )
この作品が参加のイベント 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
千坂＠センラー(プロフ) - よにんさん» いきなりの更新すみませんでしたw (2020年6月29日 18時) (
レス) id: a87c320b09 (このIDを非表示/違反報告)
よにん - いきなりの大量更新ビビりやした (2020年6月28日 23時) (レス) id: e025df8388 (このIDを非表示/違反報告)
千坂＠センラー(プロフ) - まぬんさん» ありがとうございます！セリフが好きと言っていただいて本当に嬉しいです！ (2020年5月31日 10時) (レス) id: 6802ea7920 (このIDを非表示/違反報告)
まぬん(プロフ) - めちゃくちゃこの話好きです！！12話のまふくんの「ビビらずに来なよ！君は俺のヒーローだろ！！」のセリフ好きすぎて定期的に見に来てしまう……！！ (2020年5月31日 7時) (レス) id: d24847e3a9 (このIDを非表示/違反報告)
千坂＠センラー(プロフ) - 真っ暗さん» 時間をきちんと作り、修正版を出す(また、この作品自体を消して1から作り直す)ようなことを考えております。現在のままでは読者様が不快な気持ちを抱いたまま、とはなってしまう可能性がありますが、もう少しお待ちください。貴重なコメント、本当に有難う御座います。 (2020年4月24日 22時) (レス) id: f3409069a8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：千坂 x他2人 | 作成日時：2018年8月22日 20時
