【呪術廻戦】猫、始まりました

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「＿＿＿＿＿＿＿＿＿、＿＿」

「＿＿＿＿」

「＿＿＿＿＿＿」


話し声がする


猫になってからというもの油断するとすぐ寝てしまう


目を開けるとユウジ君が私を抱き上げていた


「あ、起きた」


「そりゃそんだけ至近距離で話してれば起きるだろ」


「A あんたこんなとこにいたのね、探したわよ」


「五条先生が出る前に飯もらったんなら昼頃から寝てたんだな」


ほんとよく寝るなー！、と笑うユウジ君の後ろに見える時計はもうすぐ二時になろうとしていた


「雨苦手なあんたがいつまで経っても来ないから心配したのよ？」


「でも雨の日に一緒に寝るとすり寄ってきて可愛いよな！」


「！…今日は俺の部屋だったよな？」


「何が？」


「さ、Aも見つかったことだし戻ってスマ●ラ続きやるわよ」


「はぁ、まだやんのか」


「俺マ●カーやりたぁい」


「私に勝てたら替えてやるよ」




雨の日は苦手だけど嫌いなわけじゃない


温かいココアを作ってくれる母


いつもより少しだけ早く帰って来てくれる父


私をお姉ちゃんにしてくれた弟


家族とは離れてしまったが今はここのみんながいてくれる


ユウジ君に抱っこされたまま職員室を出て窓から外を見る


まだまだ雨は止みそうにない




「はぁ〜…A可愛いなぁ…」

「何今更な事言ってんのよ」

「今手のとこスリってしてきた」

「「！！」」

「虎杖、そろそろ腕疲れたろ、代わる」

「ス●ブラで私に勝てねぇような奴等はAを抱く資格はない。返せ」

あ、ちゅ●る食べたいな



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