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夏油「で？」
『え、』
夏油「なにか言いかけてただろう？」
まさかの夏油くん嫌ってると勘違いされていたことに衝撃を受けた私は慌てて否定したのたが
そうだ夏油くんの周りにカミサマいないんだ
このままじゃ夏油くんはどんどん病んでいってしまう
『夏油くんその、休憩しましょう！！』
夏油「う、ん？ああ、疲れた？山道で結構歩いたもんね」
私が疲れたから休憩したいと言い出したと勘違いされぶんぶんと首を振る
『えっと、夏油くんが疲れて』
夏油「私は疲れてないよ？」
ああ、コミュ力、どうして私はこんなにもコミュニケーションがとれないんだ
『え、と、ちが、夏油くん、強いから、私の分まで働いて、だから』
夏油「？」
『ムリ、ダメ、ヤスム、ダイジ』
慌てていた私は夏油くんにいかに休むのが大切かを伝えようとしていた
けど私は忘れていたのだ
つい数分前まで嫌っていると思われていてクラスでも挨拶くらいしか交わさない対して仲良くない同期からいきなりこんなこと言われて不審に思わないはずがない
なんなら雑魚のくせに格上相手に心配など馬鹿にしてるようにうつるかもしれない
だらだらと嫌な汗をかいてると不意にぷっと笑い声が聞こえた
夏油「ふっ、ふふ、なんでカタコト？」
『あ、あの』
お腹をおさえて堪えるように笑う夏油くんはいつもの愛想笑いじゃなくて本当に面白くて笑ってる等身大の高校生だった
夏油「ああ、ごめんね。こんなに素直に心配してもらえたの久しぶりだったから」
『えっと、、……っ、』
夏油くんに声をかけようとすると私の周りにいたカミサマがサッと姿を隠した
夏油「あ、出てきたみたいだね。…はい。終わったよ」
『え、も、もうですか？』
嫌な感じは消えて夏油は手に何かを持っているようだった
そしてその何かを口に運び
『え、』
飲み込んだ
夏油「ああ、術式を見せるのは初めてだったかな？呪霊を取り込むの経口じゃないとダメなんだ」
変なものを見せたねと謝る夏油くん
帰ろうかと山をおりようとしてるけど
ダメだよ、ダメですそれはだって
嫌なものが夏油くんに溜まっていく
夏油くんからまたカミサマが遠ざかる
『げ、夏油くん！おいしいの、美味しいもの食べましょう！！』
夏油「え？」
あんなの食べたら壊れちゃうよ
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jyudo0517(プロフ) - ただ助けただけなのに………。こんなのってないよ泣。本当に2人話し合って欲しい……。 (2月6日 1時) (
レス) @page23 id: e508273c49 (このIDを非表示/違反報告)
ねかあ(プロフ) - きたああああああああああ！ありがたい更新!! (11月29日 0時) (レス) @page11 id: 39dbcee998 (このIDを非表示/違反報告)
ウェブサイト - 俺、ゴリラだから、殺されないよ (11月26日 3時) (レス) @page10 id: c4466802d3 (このIDを非表示/違反報告)
ねかあ(プロフ) - いひゃああああ！お久しぶりです。更新うれしいです。作者様ペースでがんばってください！ (11月14日 15時) (レス) @page10 id: 39dbcee998 (このIDを非表示/違反報告)
jyudo0517(プロフ) - 新作………！楽しみすぎます！ (10月27日 10時) (レス) id: e508273c49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山茶花
| 作成日時：2023年10月25日 21時
