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五条「え、傑まだAに会ってないの?」




夏油「・・・」




談話室で五条にダル絡みされる夏油



高専ではよく見かける光景だかいつもは軽く流す夏油が終始真顔で絶対零度の空気を纏ってるので廊下を通るたび補助監督達はビクビクしていた



五条「この前の同窓会で合わなかったけ?あ、お前呼ばれてなかったんだごめ〜ん」



夏油「・・・」




五条「1ヶ月経っても会えないとか高専そんなに広くないしあいつも引きこもってないし結構出てくるのに、あ、避けられてんのか」



夏油「・・・」



五条「でもさあの子優しいから同窓会一人呼ばなくてよかったんですか?って」




夏油「!」




五条「伊地知くんともお話したかっただってさ〜。学生時代そんな交流なかったのにあそこ関わってたんだね〜って自分のことだと思った?ごめんごめん話題にも出なかったよ」



夏油「悟、表へ出ようか」



五条「一人で行けよ寂しんぼ」








__________





この会話にあった通り夏油は彼女が戻ってきてから一度も面と向かって会ったことは無い





夏油が意図的に避けてる訳では無い






現に夏油が高専に来た時に何度かAを見かけたことがある




話しかけようと近づいたことも




でもその度彼女はふらりと消えてしまうのだ



目が合って避けられるなら避けられてると理解できるが少し目を離した隙にいつの間にかいなくなってる





彼女が私を避ける理由もそうされることも仕方ないと理解していても




自分で思うのと周りから言われるのとでは訳が違う





どうして私だけ、少しくらい話を聞いてくれてもいいじゃないかと身勝手な自分が出てきてしまう





だから





『七海くんこの前貰ったカスクート美味しかったよありがとう』




七海「喜んで頂いたのなら良かったです」





『あ、そうだ今度行くお店なんだけど』





彼女と至近距離でスマホをみる七海をみてギュッと拳を握りしめた





五条「何の話〜僕も混ぜてよ」




当たり前のように彼女に話しかけられる悟にも




自分だけがその場所に存在していないような気さえして





『あ、』




悟に声をかけられ見上げた顔が私を見てサッとそらされた





それがショックだったから






夏油「猿がこんな所で何をしてるのかな?」






思ってないことが口から出た

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jyudo0517(プロフ) - ただ助けただけなのに………。こんなのってないよ泣。本当に2人話し合って欲しい……。 (2月6日 1時) (レス) @page23 id: e508273c49 (このIDを非表示/違反報告)
ねかあ(プロフ) - きたああああああああああ!ありがたい更新!! (11月29日 0時) (レス) @page11 id: 39dbcee998 (このIDを非表示/違反報告)
ウェブサイト - 俺、ゴリラだから、殺されないよ (11月26日 3時) (レス) @page10 id: c4466802d3 (このIDを非表示/違反報告)
ねかあ(プロフ) - いひゃああああ!お久しぶりです。更新うれしいです。作者様ペースでがんばってください! (11月14日 15時) (レス) @page10 id: 39dbcee998 (このIDを非表示/違反報告)
jyudo0517(プロフ) - 新作………!楽しみすぎます! (10月27日 10時) (レス) id: e508273c49 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:山茶花 | 作成日時:2023年10月25日 21時

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