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五条「お疲れサマンサー!」
じゃじゃーんと勢いよく登場した五条にAはぺこりと頭を下げる
どうぞと座布団を出すA
ベッドと机と椅子
それ以外何も無い場所が彼女の新たな居住地だ
五条「相変わらずなんも無い部屋だねー。もの増やさないの」
『増えましたよ?』
これで?と首を傾げる五条
天元のお膝元薨星宮の一室にAの住まいはある
本来であれば限られ物しか入ることは許されずそこに住まうのは天元のみ
だが審神者という特別な経歴を持つ彼女はここに住むことを許されている
というかここで保護されてるという言い方の方が正しい
五条「一週間たって増えたのそれだけじゃん?なんで石集めてんの」
『玉鋼貴重なんですよ。何かあった時に使うので』
そう言いながら彼女は懐に忍ばせた刀を大事そうに撫でる
訂正
ソファとベッドと机だけじゃない
あと異様な量の日本刀が彼女の部屋にはある
『というか五条さんは暇なんですか?毎日来ますが』
五条「ひっどいな〜。最強様は忙しい間をぬって愛しい同期に会いに来てるのにさーてかなんでさん付け?距離できてない?」
『そういえばこの前七海くんと灰原くんが会いに来てくれました。忙しいのにありがたいですね』
五条「ねえ聞いてる?スルースキル高くなった?てか七海達にあったの?七海にはサプライズで合わせる計画してたのに」
ぶーぶー文句を言う五条を無視するA
初日は瞳孔ガン開きでAを詰めていたのにもうすっかり慣れ親しんでしまってる
『箱の中に入って驚かすという悪趣味な計画ですか?鶴丸じゃないんだから』
五条「は?鶴丸ってだれ?」
くすくす笑うAに五条はは?と真顔になる
『二人とも変わってなくて安心しました』
五条「ねえ、僕の扱いもっと酷くなってない?」
『あ、でも七海くんは大人っぽくなりましたね。カッコいいねって伝えたら何故か灰原くんが大喜びでした』
五条「え、それ本人に言ったの?あいつもなかなか拗らせてるよ?自覚ある手紙ひとつ残さず突然消えた自覚あるずっと探して星漿体と同化したって話聞かされたあいつの当時のSAN値わかる?ゼロだよ?聞いてる?」
『同窓会とかありですかね?』
五条「・・・・ありかな」
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jyudo0517(プロフ) - ただ助けただけなのに………。こんなのってないよ泣。本当に2人話し合って欲しい……。 (2月6日 1時) (レス) @page23 id: e508273c49 (このIDを非表示/違反報告)
ねかあ(プロフ) - きたああああああああああ!ありがたい更新!! (11月29日 0時) (レス) @page11 id: 39dbcee998 (このIDを非表示/違反報告)
ウェブサイト - 俺、ゴリラだから、殺されないよ (11月26日 3時) (レス) @page10 id: c4466802d3 (このIDを非表示/違反報告)
ねかあ(プロフ) - いひゃああああ!お久しぶりです。更新うれしいです。作者様ペースでがんばってください! (11月14日 15時) (レス) @page10 id: 39dbcee998 (このIDを非表示/違反報告)
jyudo0517(プロフ) - 新作………!楽しみすぎます! (10月27日 10時) (レス) id: e508273c49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:山茶花 | 作成日時:2023年10月25日 21時